平尾石材店ブログ|福岡の墓石は平尾石材店 https://www.hirao148.com 福岡の墓石なら安心価格の平尾石材店 Mon, 25 Mar 2024 00:25:14 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://www.hirao148.com/wp-content/uploads/2021/08/cropped-favicon-32x32.png 平尾石材店ブログ|福岡の墓石は平尾石材店 https://www.hirao148.com 32 32 三日月山霊園にて、佐賀県産天山石とインド産アーバングレーを組み合わせた、晴れやかな洋型墓石を建立! https://www.hirao148.com/9375.htm?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=9375 Tue, 27 Feb 2024 01:08:31 +0000 https://www.hirao148.com/?p=9375 福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。三日月山霊園(旧区画4㎡)にて、佐賀県産天山石・インド産アーバングレーを組み合わせた、すっきりとした晴れやかな洋型墓石を建立させていただきましたので、ご紹 […]

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福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。三日月山霊園(旧区画4㎡)にて、佐賀県産天山石・インド産アーバングレーを組み合わせた、すっきりとした晴れやかな洋型墓石を建立させていただきましたので、ご紹介いたします!

完成したお墓

三日月山霊園(旧区画4㎡) お墓新設 佐賀県産天山石・インド産アーバングレー

 

ご相談いただいた経緯とお墓についてのご希望

ホームページをご覧になったお客様がご来店くださいました。最近福岡市営三日月山霊園を取得されていて、仏様はなく、ご夫妻でご生前のお墓を検討されていました。特に細かいご希望はありませんでしたので、観音扉式や地下式などお墓の構造について、石の修理などについてお話しました。また、費用についてもはっきりご予算が決まっているわけではありませんでしたが、できるなら費用がかかりすぎないようにしたいということから、大きさはコンパクトにして、より上質の石の使う方向でご提案をさせていただきました。

 

ご提案した図面です。観音扉式の納骨室で全面石貼り、すっきりしたシンプルな洋型墓石です。一番のポイントは、棹石の正面にご出身地佐賀県産の天山石を組み合わせているところです。こちらで最終決定となり、工事をお任せいただけることになりました。

 

完成したお墓をご紹介いたします!

完成です!

棹石正面は佐賀県産の天山石、他はインド産のアーバングレーを使用しました。「晴」というひと文字が映える、すっきりとした晴れやかな印象のお墓に仕上がりました^^

 

棹石天面の大きなアール加工はお客様のご希望です。あまり込み入った形状にせず、シンプルに仕上げています。花立や香炉も、シンプルな形でバランスが良いと気に入っていただけました。「晴」の文字はお客様のご希望で、楷書で大きく彫刻しました。

 

棹石を側面から見たところです。「晴」と彫刻した部分がプレート状の天山石です。近付いてよく見ると色合いの違いが分かりますが、同じ青御影石なので遠目にはあまり分かりません。大きなひと文字を彫るので深さが必要になるため、十分な厚みを持たせました。

天山石は佐賀県産の銘石として知られる石で、硬くてツヤのりも良く、変色も少ない品質の良い石です。また、青みがとても美しいのも特徴です。アーバングレーも同じく硬さやツヤ、変色の少なさで共通点も多いです。

 

今回は、扉付きではなくシンプルな箱型の香炉です。石塔の大きさなどから考えた、バランスの良いスッキリしたものです。角を大きく落として特徴的なデザインにしました。

 

花立も香炉と同じような角を落としたデザインです。花筒はステンレス製で取り外しができるので、丸洗いしたり、お水を入れたりするのも便利です。花立の背面には、中に水が入っても抜けるように水抜き穴を設けています。

 

天板石は、手前に大きく丸茂を持たせました。香炉の下の拝石も同じようにアール加工をしています。手前にある部分にお供物を置いたりすることもできます。角は手当たりが良いように丸面取りをしています。

 

石塔の下の下台は、丸みのある「亀腹加工」を採り入れました。「亀腹加工」は伝統的なお墓の高級加工で、亀のお腹のような丸みが特徴です。今回は亀腹部分を高めに設計して、洋型にも合うようにアレンジしました。

 

観音扉式の納骨室です。ご希望で家紋を入れました。

 

中央のお参り部分は、今回はご希望でバーナー仕上げですべり止めをして仕上げました。全体にシンプルに仕上げていますが、左右に段を付けることでデザインに変化を持たせています。

バーナー仕上げは、石の表面をバーナーで炙って石をはじき、ザラザラした質感に仕上げる方法です。磨き仕上げは濡れるとすべりやすくなりますが、バーナー仕上げはすべりにくく、雨の日のお参りでも安心です。ただ、凹凸があるので磨き仕上げよりも汚れが付きやすいという面もありますので、両方のメリットとデメリットをご説明してお選びいただくようにしています。

 

目地の近くは磨き仕上げ、手前の白っぽい部分がバーナー仕上げの箇所です。同じすべり止め加工の方法として、文字を彫刻するときと同じサンドブラストもよく用いられますが、バーナー仕上げの方がしっかり石をはじくので白さが際立ち、特にアーバングレーの時はコントラストがよりはっきりする印象です。また今回は、バーナー仕上げの部分が1ミリ弱高くなっています。デザイン的な面と、水が溜まりにくく汚れが付きにくいという点で採用しました。

 

法名碑です。お石塔の雰囲気と調和させ、頭はアール加工を付け、丸面取りをしています。

 

後方から見たところです。納骨室の換気のために通気口を左右と後方の計3か所設けました。また、棹石の背面は建立年月と建立者の方のお名前を彫刻、前面と同じような段を付けた加工を入れました。

 

お墓作りを終えて・・・

お引き渡しも無事に終わりました。ご夫妻共にお墓の完成をとても喜んでくださいました。お住まいが近いので三日月山にもよくお散歩に来られるそうで、これからはお散歩ついでにお墓も見に来られるね!とおっしゃっていました^^ このたびは、弊社にお墓のご相談をいただきましてありがとうございました。

 

お客様のお墓から見た三日月山霊園です。緑がとてもきれいです! 周りを自然に囲まれた静かな雰囲気はとても清々しく、春には桜、秋には紅葉と、四季を通じて気持ちよくお参りいただけると思います。お墓について何かお困りの際には、どうぞいつでもご連絡ください!

 

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黒御影石の道がお墓へと続く、インド産SG2のコンパクトな洋型墓石が完成!福岡市立三日月山霊園 https://www.hirao148.com/9274.htm?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=9274 Tue, 06 Feb 2024 03:42:48 +0000 https://www.hirao148.com/?p=9274 福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。福岡市三日月山霊園に、お墓へと続く黒御影石の道が印象的な、インド産SG2のコンパクトな洋型墓石が完成しましたので、ご紹介いたします! 完成したお墓はこちら […]

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福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。福岡市三日月山霊園に、お墓へと続く黒御影石の道が印象的な、インド産SG2のコンパクトな洋型墓石が完成しましたので、ご紹介いたします!

完成したお墓はこちらです

福岡市三日月山霊園 建立 6㎡ インド産SG2・中国産AG98

ご相談いただいた経緯、お墓についてのご要望・ご提案

当店のホームページをご覧になったお客様からお問合せをいただき、お墓の建立をご希望ということでご来店いただきました。福岡市立三日月山霊園の返還墓地の募集に応募されて、墓地はすでに取得されていました。明確にご予算をお伝えいただいたので、それを叶えるような設計や石のご提案を差し上げて、お墓作りが進みました。

 

ご提案した図面です。何度かやり取りをして、こちらの図面で決めていただきました。当初はっきりとしたご希望はありませんでしたが、ざっくりと洋風で、地上に納骨室があるタイプをご希望でした。初めは棹石の前面以外は費用を抑えた白御影石でご提案していましたが、せっかくなのでお墓手前のところにも黒御影石を使いたいとご希望になり、このようなデザインにしました。

 

お墓本体です。納骨室手前の蓋石を取り外して納骨するタイプの蓋式のお墓をご提案しました。観音扉式も候補に挙がりましたが、石の使用量が比較的増えることもあり、こちらをご提案しました。

 

後方です。6㎡の広さに対して敷地いっぱいにお墓を建てるのではなく、コンパクトなお墓にすることで、石の使用量を少なくして費用面も抑えることができます。後方にも十分ゆとりがあるので、回り込んでお掃除することもできます。こちらでご納得いただいて正式にご依頼をいただき、工事に取り掛かりました。

 

完成したお墓のご紹介

完成したお墓です!

入口から続く、黒御影石の参道がとても印象的です。黒御影石はインド産のSG2、そのほかは中国産のAG98という白御影石を使用しました。

 

正面の「平照」は、お客様がお考えになった言葉です。気に入っていただいた行書体で彫刻しました。棹石の頭は大きくアール加工を加え、香炉の屋根も統一感を持たせました。黒と白のコントラストが活きているデザインです。

 

棹石は側面から見るとこのようになっています。棹石は、しっかりと厚みのある白御影石の前面にくぼみ加工をして、プレート状の黒御影石をはめこんでいます。黒御影石の使用を抑えて重厚感もある造りになっていますが、文字彫刻の深さをきちんと確保することも考慮して、プレート部分を薄くしすぎず、十分な厚みを持たせています。

 

洋風のお墓にふさわしい、全体に丸みのある香炉です。花立は前面に家紋を彫刻しました。ここはすべて黒御影石で作成しました。

 

納骨室の前壁です。こちらはシンプルな構造で、黒御影石の左右の柱の間に蓋石を立て掛ける形になっています。重心が奥に向かうような構造に工夫されているので、倒れてくることはありません。また、見た目にはコンパクトな造りですが、今回のお墓で12個くらいのお骨壺を納めることができますので、将来的にも安心です。

 

納骨室の天板の下にはくぼみのある淀加工をしています。陰影ができて、立体的なデザインになっています。また、両側面と後方の三か所に空気口を設けています。湿気が溜まりがちな納骨室内の空気が循環し、ご遺骨も乾燥してきれいな状態を保つことができます。

 

正面から見たところです。お客様のご希望で、お墓の入り口からお墓まで黒御影石がまっすぐに伸び、一本でつながるようなデザインにしました。黒御影石の幅を統一したことで、より一体感がありますね! 今回は、ご希望であえてすべり止め加工をせずに仕上げました。

 

石貼り部分です。お墓の外に向かって水が流れるように、わずかな傾斜を付けています。小さな石を貼り合わせるのではなく大判の石を使用したことで、目地の継ぎ目がなくとても美しい仕上がりです。

 

棹石の背面は、一般的には建立者の方のお名前を彫ることが多いですが、今回はなるべく石の使用量を抑えるということから、広い背面を墓誌として、右側面に建立者の方のお名前・建立年月を彫刻しました。

 

お墓作りを終えて・・・

お引き渡しも無事に完了しました。お客様にはとても喜んでいただくことができ、特にお母様には黒御影石の美しさ、黒と白の2色を組み合わせた雰囲気をとても気に入っていただけました^^ ご家族様からも色々なご意見をいただきながら調整を重ねて、このような立派なお墓を建てさせていただきまして、ありがとうございました。ご納骨式を今月末に控えていますので、またお会いできるのを楽しみにしております!

今回は、三日月山霊園6㎡の墓地でのお墓作りをご紹介しました。福岡市立霊園でのお墓作りを含め、今回のお客様のように、敷地に対していっぱいにお墓を建てるのではなく、コンパクトに作りたいとご希望をいただくケースも増えています。コンパクトなお墓は、石の使用量をできるだけ少なくすることで費用面を抑えることかでき、お掃除や管理も楽です。「コンパクトなお墓だと納骨室がなるのでは?…?」と心配される方もおられますが、今回のお墓でも10個以上のお骨壺を納めることができますので、ご家族の状況にもよりますが、将来的にも十分な納骨数を確保することも可能です。弊社では、ご希望やご予算、納骨数など、様々なご事情をできる限り叶えられるよう工夫しておりますので、まずは率直にご希望をおっしゃっていただければ幸いです。

 

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https://www.hirao148.com/9521.htm?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=9521 Mon, 25 Mar 2024 00:24:40 +0000 https://www.hirao148.com/?p=9521 2024年 平尾霊園 春彼岸  

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2024年 平尾霊園 春彼岸

 

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平尾霊園にて、インド産SG2とアーバングレーを組み合わせた、シンプルなデザイン墓石を建立 https://www.hirao148.com/9128.htm?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=9128 Tue, 16 Jan 2024 04:05:31 +0000 https://www.hirao148.com/?p=9128 福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。平尾霊園にて、インド産SG2とアーバングレーを組み合わせたデザイン墓石を建立させていただきました!   完成したお墓です!! 平尾霊園 建立 6 […]

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福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。平尾霊園にて、インド産SG2とアーバングレーを組み合わせたデザイン墓石を建立させていただきました!

 

完成したお墓です!!

平尾霊園 建立 6㎡ インド産SG2・アーバングレー

 

ご相談いただいた経緯とご要望

「平尾霊園に当選したので、お墓を建てたいんですが」というお問い合わせをお電話でいただきました。初めは「どのくらい費用がかかるのか」というお話をはじめ、色々ご説明をさせていただきました。実は大分県にお墓があり、お参りが大変なので近くにお墓を建ててご両親様を改葬したいと平尾霊園を申し込まれていたというご事情でしたが、お考えのご予算やご家族構成から、大きなお墓というよりもお参りがしやすくご自分達らしいお墓にしたいとご希望でした。

お話しを伺って、デザイン墓石カーサメモリアのパンフレットや弊社の建立例などをご覧いただいて、図面を作ってご提案しました。今回お客様は、吸水性が低いことやツヤのりが良いことなど、石の種類にはこだわりをお持ちでした。また、カーサメモリアのお墓の現代的な雰囲気も気に入られて、「2色以上の石を組み合わせるのがいいのかな?」と色々お考えになっていました。

 

完成したお墓をご紹介します!

完成したお墓です!インド産のSG2という黒御影石と、アーバングレーという石を組み合わせました。どちらも硬質でツヤのり・ツヤ持ちが良く、水を吸いにくいという点で品質の高い石です。

 

棹石です。SG2は真っ黒というよりも、よく見ると模様がはっきりしています。周りの景色を映し込む鏡面のような艶やかさも感じられますね。前面は、大きく平面取りをしています。

 

下は納骨スペースになっています。今回のお墓は、土台となる納骨室の上に一枚もののアーバングレーの天板を設置した構造です。天板の一部をくり抜いているので、線香蝋燭立部分の下の石を取り外して納骨をします。

 

線香立は屋根の部分に収納できるようになっています。お参りの時は引き出して使い、お帰りになるときは奥に収納することで汚れにくくなります。左右は防風ガラス付きの蝋燭立で、屋根がなくても火が消えません。全体にシンプルな造りにすることを心掛けてデザインしました。

 

花立です。全体的に直線が特徴的なお墓なので、花立も四角い形でシンプルに、上部に少し丸みをつけて仕上げました。

 

棹石下の上台は、2色の石を貼り合わせています。棹石から上台までを一色の石で作るのではなく、2色をバランスよく組み合わせることで、全体にスッキリとした洗練された印象になっています。天板の下の淀加工(くぼませる加工)もあって、立体感のある仕上がりです。納骨室の空気口は左右と後方の三か所設けました。

 

法名碑です。石塔同様SG2を使用して、前面の角は大きく平面取りをしました。統一感のある仕上がりです。

 

お墓の手前は石貼りで、中央の部分は黒御影石SG2でアクセントになっています。ここにもコントラストがあって、引き締まった印象になります。

踏み石部分は、すべり止め加工をするケース、しないケースが半々くらいの割合です。磨き加工の石の表面は濡れると滑りやすくなりますが、サンドブラストで滑り止め加工をするとザラッとした質感になって、濡れても滑りにくくなります。ただし、磨き加工の部分に比べると汚れが付きやすいというデメリットもあります。反対に、磨き仕上げの場合は汚れが付きにくいというメリットがある反面、濡れると滑りやすくなります。そのメリット・デメリットをしっかりご説明して、どちらかお選びいただくようにしています。

 

また今回、石貼り部分には見た目にもきれいで丈夫な大判の石を使用しました。お墓の奥から手前に向かってわずかに傾斜を付けて、石の表面に水が溜まらないようにしています。

 

お墓作りを終えて

お墓が完成して、大分からお持ちになったご両親様のご納骨も終わりました。年末のお忙しい時期の納骨になりましたが、お客様は「なんとか年内に終わってよかった」と安心されたご様子で、完成したお墓の仕上がりにも喜んでいただけました。これまでは遠くまでお参りにお越しになっていましたので、今後はより気軽にお参りにお越しになれることもとても喜ばれていました。このたびは弊社に工事をお任せいただきまして、ありがとうございました。お参りされていて何かお困りのことや気になること等ございましたら、お参りの際どうぞお気軽にお立ち寄り下さい!

平尾霊園は、近年返還墓地の再募集や新区画の分譲などもあり、弊社は門前の石材店としてお墓作りのご相談も毎年たくさんいただいています。以前は広い敷地いっぱいに大きなお墓を建てることが一般的でしたが、最近の傾向としては、コンパクトでお参りや管理・お掃除のしやすいお墓にしたいというお声が増えてきました。弊社はこれまでの経験から、機能的で、かつお客様らしい個性やオリジナリティのあるお墓になるように、ご希望やご予算に沿って色々なご提案をしております。平尾霊園のお墓のことでしたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

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福岡市立平尾霊園にて、合葬式墓所への改葬に伴うお墓じまい工事 https://www.hirao148.com/9104.htm?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=9104 Thu, 21 Dec 2023 03:53:00 +0000 https://www.hirao148.com/?p=9104 福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。福岡市立平尾霊園にて、合葬式墓所への改葬に伴うお墓じまい工事をお任せいただきましたので、ご紹介いたします! お墓じまい前後のようす 平尾霊園 お墓じまい・ […]

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福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。福岡市立平尾霊園にて、合葬式墓所への改葬に伴うお墓じまい工事をお任せいただきましたので、ご紹介いたします!

お墓じまい前後のようす

平尾霊園 お墓じまい・合葬式墓所への改葬

 

ご相談いただいた経緯とお墓の状況

平尾霊園にお墓をお持ちのお客様から、お墓じまいをして霊園内にある合葬墓へ改葬したいというご相談をいただきました。平尾霊園の合葬墓は令和3年3月に完成しました。完成以来、今回のお客様同様に霊園内にあるお墓をお墓じまいして改葬をしたいというご相談も増えてきました。今回のお客様は、霊園前にある当店のことをご存じでお電話でご連絡をくださいました。

 

お電話で区画番号やお墓の彫刻内容などを伺って、現地確認に向かいました。階段横の植物も大きく成長していて、管理が大変だったこともうかがえました。

 

敷地内にはお墓が二つ並んで建てられていました。現地確認の際は、区画番号のほかにもお客様から伺っていた正面のお名前や建立者の方のお名前などを確認して、後でお客様にもこのお墓で間違いがないかご確認いただくためにお写真を撮っておきます。

 

こちらは左のお墓の納骨室入り口の拝石部分です。左のお墓と右のお墓は建てた時期が違うそうで、どちらもご遺骨はありますが左のお墓には納骨室がないと伺っていました。そのあたりの確認も含め、お写真を撮っておきます。

 

右側のお墓です。現地確認を終えてお見積りを作成し、お見積り書とお写真に、ご挨拶文を添えて郵送させていただきました。ご希望に応じてメールでお送りすることも可能です。ご了承いただいて、お墓じまい工事をお任せいただくことになりました。

 

工事の様子

今回はお客様のご事情で、ご遺骨の取り出しなどもすべてお任せいただきました。ご遺骨を取り出したら、お墓を上から順に取り外していき、左側のお墓の納骨室まできれいに取り除いたところです。コンクリートのカロートがあり、取り外した場所はくぼんでいるのできれいな土を埋め戻します。

 

埋め戻しが完了したところです。通路には汚さないようにシートを敷いて作業しました。平尾霊園では、お墓じまいの際はコンクリートやセメントなどのお墓の一部が一つも残っていない状態で返還する必要があります。工事の際は都度管理事務所の方に検査していただいて進めます。また、お写真にも収めて市へ提出することになっています。

お墓じまい完了

工事が完了しました!

敷地の前後で高低差のある墓地でしたので、手前に土留めを設置して土が流出するのを防ぎます。近年は、市外線に強いタイプの土嚢袋を使うよう指導されています。表面は真砂土を敷いてきれいにならし、作業完了です。

 

後方から見たところです。この時点でも管理事務所の方に確認していただいて、工事完了となりました。

 

お墓じまいを終えて・・・

お客様には工事のようすを納めたお写真もご郵送させていただきました。「年内にお墓じまいをしたい」というご希望を叶えることができ、安心していただけたようでした。後日合葬墓へのご納骨も控えていますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

今回は、福岡市立平尾霊園のお墓をお墓じまいして霊園の合葬式墓所へ改葬するお手伝いでした。合葬式墓所が完成してからは、霊園内でのお墓じまいも増えてきたような印象です。平尾霊園・三日月山霊園・西部霊園の福岡市立霊園にお墓をお持ちの方は、墓地の返還に伴う合葬墓への改葬は申し込みのみで可能となっています。それ以外の霊園や墓地からの改葬は、抽選を申し込んで当選された方に限り改葬ができます。当店は平尾霊園でのお墓工事の実績が多数ございますので、お墓じまいをはじめ、霊園のことであれば熟知しております。ご不明な点があれば、どうぞ何でもお尋ねください!

 

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中央区唐人町の正光寺様にて、既存の自然石を使った石碑を設置 https://www.hirao148.com/9083.htm?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=9083 Tue, 14 Nov 2023 03:34:41 +0000 https://www.hirao148.com/?p=9083 福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。中央区唐人町の正光寺様にて、既存の自然石を使った石碑(詩碑)を設置させていただきましたので、ご紹介いたします!   完成した詩碑 中央区唐人町  […]

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福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。中央区唐人町の正光寺様にて、既存の自然石を使った石碑(詩碑)を設置させていただきましたので、ご紹介いたします!

 

完成した詩碑

中央区唐人町 正光寺様 詩碑新設

 

ご相談の経緯、設置場所のようす

今回は、いつもお世話になっているお寺様からお声かけいただきました。中央区唐人町にある正光寺様です。

 

正光寺様は浄土宗のお寺様で、地下鉄唐人町の駅から徒歩5分ほど、唐仁小学校の近くにあります。1607年の開山と400年以上の歴史のあるお寺様で、こちらは本堂前のようすです。季節の花々や緑がとてもきれいで、いつお邪魔してもとても気持ち良くお仕事をさせていただいています^^ このたび、中央に見えている本堂入り口階段のすぐ横に、詩を彫刻した石碑(詩碑)を建立させていただくことになりました。

 

完成した詩碑

完成した詩碑です!

土台の上に台座を設け、黒御影石をはめ込んだ大きな自然石をその上に設置しています。詩を彫刻した部分以外の石は、以前からお寺様がお持ちだった石を上手に利用しました。自然石は当店の工場で父が加工しています。

 

ご住職様がとてもお好きだという、詩人 金子みすゞの詩『大漁』です。ご住職様がご自分で書かれた文字をインド産の黒御影石に彫刻し、白色を入れました。金子みすゞは大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した山口県出身の詩人で、この『大漁』以外にも「みんなちがってみんないい」というフレーズが有名な『私と小鳥と鈴と』や、CMにも使われた『こだまでしょうか』もよく知られいています。

 

方法として、まずは詩を彫刻する黒い銘板のサイズを決定し、それをどのようなバランスで既存の自然石に取り付けるのか、そして実際に設置したときにどのように見えるのか、というように、いつものお墓作りの方法とは逆のイメージで進めました。一度仮組をして、四角い型紙を自然石に当てた状態で位置取りをするなど、より良く見えるように工場でもレイアウトや設置具合を調整しています。台座に使用した石の底面をカットして整えるなど、今ある石材を最大限有効に使いながらしっかり設置するための作業も行いました。

 

工事を終えて・・・

ご住職様には完成を大変喜んでいただけました。もともとお寺様でお持ちだった自然石を使っていますが、それをどういう風に組み合わせるのか、完成するとどのくらいの大きさになるのかといった詳細は決まっていませんでしたので、下に台座を一段設けたことで高さが出て見やすくなったことや、黒御影石に彫刻された文字の大きさ・見やすさなど、完成したものをご覧になってご満足いただくことができ、本当によかったです。複雑な形のものでしたので、特に入念にお打ち合わせをして調整を重ねた甲斐がありました^^ このたびは、当店にご用命いただきましてありがとうございました。ご住職様には日頃より大変お世話になり、ありがたく思っております。当店でお役に立てることがございましたら、これからもお手伝いさせていただければ幸いです。

今回は、自然石を使った石碑(詩碑)の建立でした。自然石を使った記念碑や句碑のようなご依頼は父の代にはよくいただいていましたが、私の代になってからは少なくなっていましたので、今回は父と協力して進め、勉強になることも多かったです。貴重な機会をいただきましてありがとうございました。

 

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インド産M10・アーバングレーを使用したオリジナルのデザイン墓石を建立!福岡市立平尾霊園 https://www.hirao148.com/9038.htm?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=9038 Tue, 31 Oct 2023 02:48:59 +0000 https://www.hirao148.com/?p=9038 福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。福岡市立平尾霊園にて、インド産M10・アーバングレーを使用したオリジナルのデザイン墓石を建立させていただきましたので、ご紹介いたします!   完 […]

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福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。福岡市立平尾霊園にて、インド産M10・アーバングレーを使用したオリジナルのデザイン墓石を建立させていただきましたので、ご紹介いたします!

 

完成したお墓

平尾霊園 新設 インド産M10・アーバングレー

 

ご相談いただいた経緯とお墓についてのご要望

抽選で平尾霊園に墓地を取得された方からお墓の建立をご相談いただきました。門前のお店ということでお立ち寄りくださったようで、ホームページもご覧いただいているようでした。ご実家が九州南部にあり、お住まい近くの平尾霊園にお墓を建てて、地元の仏様を引っ越したいとご希望でした。

お墓については、お客様がお墓作りを始めようというタイミングでちょうど左隣のお墓が完成したところで、現代風のお墓に興味を持たれました。今回取得された区画が平尾霊園でよく見られる前後の高低差がある区画でしたので、後方は土留めを設けるなどの環境に応じた必須の設計を前提としつつ、お隣のお墓との高さの兼ね合いや、納骨室のタイプなど、ご予算も考慮しながらご一緒にお墓作りを進めていきました。ご希望をうかがって何度か調整を重ねて図面が完成し、当店に工事をお任せいただけることになりました。

それでは、お客様のご要望を採り入れたところもあわせて、完成したお墓をご紹介いたします!

 

お墓のご紹介

お墓本体は、角度を付けた棹石が特徴的です。ご提案したあとも、「もう少し丸みがあった方がいいかな」と少しずつ調整を重ねてこのデザインになりました。ご希望で花立や香炉を設けず、全体にすっきりとしています。今回使用した石は、インド産のM10という黒御影石と、同じインド産のアーバングレーという青御影石です。

 

棹石正面には、大きくご家名のみを彫刻しました。「線彫りブラスト」や「梨彫り」と呼ばれる、関東でも人気のある彫刻方法です。

 

文字の縁を彫ったあとに内側をブラストする方法で、通常の素彫りと違って石の表面と彫刻部分に高低差がないため、ごみや雨水が溜まりません。また、特に今回使った黒御影石では彫刻が見えやすいのも特徴です。見た目にもおしゃれですね!

 

棹石と拝石の手前側は緩やかな曲線で表現され、角は大きく面取りをして柔らかさを出しました。花立や香炉がない分、とてもすっきりとしてお掃除もしやすい設計です。

 

台座の側面には、模様を入れてみました。当店でお墓を建てる際にはよくご覧いただいているデザイン墓石「カーサメモリア」の事例集にもあるもので、磨いた石の一部にサンドブラストという文字彫刻と同じ方法で施しています。おしゃれでお墓のアクセントになっていて、高級感や、ほかにはないオリジナル感がグッと増します^^

 

今回は、前蓋式の納骨室を採用していただきました。観音扉式の設計もご提案しましたが、最終的には全体の高さを抑える方向になったので、それに合わせてこの形になりました。納骨の際は、手前に黒い蓋石部分を倒して開けます。納骨スペースもしっかり広く確保しています。また、納骨室の天板は納骨室部分よりも大きめに作ることが多いですが、今回は同じ幅で製作して側面はくぼみの加工をして、すっきりと見えるようにしました。

 

法名碑は壁に埋め込み式としました。埋め込み式の墓誌は、お参りスペースが広くなりますし、壁石と墓誌の間などのお掃除がしにくい狭い隙間を設けないことで、お掃除の手間暇も少なくなります。最近増えている形です。

 

壁石をくり抜いて、板状の墓誌板をはめ込む形で設置しています。昔はこの墓誌部分を取り外して工場で彫刻していましたので、現地で追加彫刻ができるようになったことで可能になった設計です。

 

お参り部分は大きくすべり止め加工をして、階段部分も十分な幅のすべり止めを設けました。すべりやすい磨いた石の表面に加工をすることで細かな凹凸を出し、濡れても滑りにくくします。

 

お墓のすべり止めは、文字彫刻の時と同じ「サンドブラスト」という方法や、バーナーで表面を炙る「バーナー仕上げ」、ビシャンという道具で叩いで仕上げる「ビシャン仕上げ」等があり、今回はビシャン仕上げとしています。磨き面よりも1ミリくらい浮き出した設計で、加工面の際がくっきりとして仕上がりが美しく、周りより少し高さがあるので水や汚れも溜まりにくくなります。

 

後方から見たところです。今回は特に、周りのお墓とのバランスを重視して設計しました。棹石の背面には、建立年月と建立者のお名前を彫刻しました。

 

お墓作りを終えて・・・

お墓の完成後、ご納骨のお手伝いもさせていただきました。当日はお兄様も遠くからお越しになり、お天気にも恵まれて、ご家族皆様でご納骨式を無事に終えられました。このたびは、当店にお墓作りをお手伝いさせていただきまして、ありがとうございました。長い時間をかけてじっくり取り組まれたお墓作りでしたが、皆様に喜んでいただくことができたので安心しました。私自身も、様々なご要望を形にしながらうまくきれいに仕上げられたなあと嬉しく思っています^^ 何かお困りのことがありましたら、またいつでもご連絡くださいませ。

近年のお墓作りでは、「周りとは少し違うお墓にしたい」「家族らしさを出したい」といったご要望も多くなってきました。そうしたご希望やイメージを形にするお手伝いが私たちの仕事ですが、お墓の設計や仕様等は、安全性やお掃除のしやすさなどの点で考えた場合、メリットだけでなくデメリットがあることもあります。歳を重ねるごとに、ご希望を叶えつつもこれまでの経験からそうした点を考慮しながら設計したり、より良いお墓になるようにご提案したりできるようになってきたことで、喜んでいただけるお墓作りにつながっているのではないかと感じています。これからもこれまでの経験を活かしつつ、たくさんの方に喜んでいただけるようご提案してまいります。

 

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篠栗霊園にて、既存のお墓を利用した、地下式から観音扉式のお墓への改修工事 https://www.hirao148.com/8946.htm?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=8946 Tue, 22 Aug 2023 05:17:03 +0000 https://www.hirao148.com/?p=8946 福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。篠栗霊園にて、地下式から観音扉式のお墓への改修工事をお任せいただきましたので、ご紹介いたします!   完成したお墓 篠栗霊園 観音扉式のお墓への […]

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福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。篠栗霊園にて、地下式から観音扉式のお墓への改修工事をお任せいただきましたので、ご紹介いたします!

 

完成したお墓

篠栗霊園 観音扉式のお墓への改修工事

 

 

ご相談いただいた経緯とご要望

ホームページをご覧になったお客様からお電話でお問い合わせをいただきました。篠栗霊園にお墓をお持ちで、お墓の改修をお考えでした。篠栗霊園様は毎年何件かお仕事をいただいていて、いつもお世話になっています。

 

こちらがご相談のお墓です。お電話をいただいて、スタッフのみで現地確認に向かいました。もともとは規格墓地だった区画ですが、建てられてかなり年数が経ったこともあって、近年この区画も自由に建て替えが可能になり、周りでも建て替えが進んでいる状況です。現地を確認して、ご希望を採り入れて図面を作成しました。

 

ご提案した図面です。お客様は、周りに観音扉式のお墓が増えてきていたので、それを参考にしてほしいとご希望でした。また、石塔など既存のお墓はまだまだよい状態でしたので、可能な限り再利用をしつつ、周りのお墓とは少し違った、お客様らしいお墓になるよう変化を加えてご提案しました。ご提案を了承いただき、工事に取り掛かりました。

 

改修完了です!

既存の石塔や法名塔を納骨室の上に設置、お参り部分を広く確保した観音扉式のお墓の完成です!

外柵には、中国のAG98という石を使用しています。既存の石の色合いや細かい石目にあった石をお選びいただきました。また、広い敷地のお墓なので、石の色目のムラが少ないという点も重視されました。

 

お墓の棹石と上台、花立一対と法名塔が既存のものです。きれいにクリーニングをして汚れを落とし、黒色を入れ直して設置しています。お線香立は、笠と扉付きのものに新しく作り直しました。

 

棹石です。クリーニングで水垢などの長年の汚れを落として色を入れ直したので、新しく建立した時と変わらないような状態を取り戻しました。

 

今回新しく作ったお線香立です。以前は丸い形のお線香立がむき出しの状態でした。当時はお線香をあげた時の灰や汚れなどは土の土間に落ちていたのですが、今回お墓がすべて石貼りになりましたので、むき出しのままですと汚れが目立ってしまいます。笠付きにすることで雨ざらしにならず、汚れも防ぐことができます。格子状の扉の手前にある石がストッパーになっているので、強風で開くこともありません。色合いや石目の近い石で作ったので、既存のお墓にも違和感がありませんね^^

 

「お花をたくさん供えたい」というご希望で、お花立を一本追加でお作りしました。こちらの花立は、少しデザイン性を持たせてみました。

 

側面から見たところです。お線香立とその下の拝石、納骨室の天板部分は手前に大きな丸みを持たせました。後方や側面の外柵のデザインも大きな丸みを採り入れて、ほかのお墓との違い、このお墓ならではのポイントを表現しました。

 

天板の大きな丸みは、納骨室の扉の上なので、開閉の際にはひさしの役割も果たします。

 

納骨室です。以前のお墓は、地面の下に納骨室がありました。お客様は周りに増えてきた観音扉式のお墓をご覧になって、「納骨がしやすそう」「湿気が溜まりにくそう」と感じ、「観音扉式の方が絶対よさそう!」と今回の改修をお考えになったそうです。確かに、観音扉式の納骨室は地面の上にあるので地下にある納骨室と比べて湿気も溜まりにくく、扉を広く開けられるので納骨もスムーズです。

通常左右と後方等に設ける通気口は、今回はお墓の前方、扉の左右に二カ所設けました。霊園の決まりで、お隣や後方とくっついた状態で側面と後方にすでにお墓が建っているので、こちらに設置しています。納骨室内の空気を循環して、より湿気のたまりにくい状態になります。

 

法名塔です。こちらもきれいにクリーニングをして、黒色を入れ直しています。台座も既存のものを利用しています。

 

お墓手前の踏み石は、広い範囲にすべり止めを施しました。すべり止めが入っているものと入っていないもの、両方のメリット・デメリットについてご説明してお選びいただきました。すべり止め加工は、磨いた石の表面を加工して、濡れても滑りにくくしたものです。ただ、表面がザラッとしているので、磨き仕上げに比べると汚れが付きやすい面があります。今回は「安全にお参りすること」を重視してすべり止め加工をお選びいただきました。こちらもお墓のポイントになるように、オリジナルのデザインにしています。

 

お墓作りを終えて・・・

お客様には、「いいお墓に仕上がったね」と喜んでいただけました。既存のお墓の石を使いながらも今までとは全く違う形になりましたが、図面でご提案した通りのいいお墓に仕上がっていると大変ご満足いただけたようです。このたびは、当店にお墓の建立をお任せいただきまして、ありがとうございました。初めにお話しした時からご信頼いただいていることが感じられ、お気持ちにお答えできるように精一杯お手伝いさせていただきました。何かお困りのことがございましたら、いつでもお気軽にお声かけください。これからもどうぞ末永くよろしくお願いいたします。

今回は、糟屋郡篠栗町にある篠栗霊園さんでのお墓の改修工事のようすでした。篠栗霊園は歴史のある霊園で、近年は今回のような古くからの墓地の建て替えも増えてきています。とても見晴らしがよく、日当たりも良い明るい雰囲気で、霊園内はよくお掃除されているのでいつもきれいで、気持ちよくお参りができます。お客様らしいお墓になるようお手伝いさせていただきますので、お墓の建て替え等ご検討でしたら、お気軽にご相談いただければ幸いです。

 

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インド産SG-2とマハマブルーを使ったデザイン墓石が完成!京都郡苅田町地域墓地 https://www.hirao148.com/8823.htm?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=8823 Tue, 08 Aug 2023 02:46:03 +0000 https://www.hirao148.com/?p=8823 福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。京都郡苅田町の地域墓地に建立させていただいた、インド産SG-2とマハマブルーを使ったデザイン墓石をご紹介いたします!   完成したお墓です!! […]

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福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。京都郡苅田町の地域墓地に建立させていただいた、インド産SG-2とマハマブルーを使ったデザイン墓石をご紹介いたします!

 

完成したお墓です!!

京都郡苅田町 地域墓地 お墓新設 インドSG-2(黒御影石)・インド産マハマブルー

 

ご相談の経緯とお墓についてのご希望

お墓の建立をお考えのお客様から、デザイン墓石「カーサメモリア」のカタログをご請求いただきました。ご家族様が亡くなられてご自宅で供養されていましたが、もともとお持ちだった墓地にそろそろお墓を建てようとされていました。

カタログをお送りしてからご連絡をいただいたので、ご一緒に現地確認に向かいました。苅田町の地域墓地で、当社からは車で1時間20分くらいの場所でしたが、高速を降りてすぐのとても便利な場所でした。お墓については、初めはご希望がはっきりしていませんでしたが、色々お話をする中で、「普通のお墓っぽくない洋型がいいな」「こういう石がいいな」と少しずつご希望が明確になり、そうしたご希望を採り入れて、カーサメモリアをアレンジしながらいくつか図面を作成してご提案しました。その後も調整を重ねて、最終的に決定した図面で建立をお任せいただけることになりました。

 

お墓のご紹介

石塔です。従来のお墓のように高さがあってそびえ立つ感じよりも、広々とした開放的な雰囲気にしたいというご希望で、ゆったりした柔らかさのある仕上がりになりました。

 

棹石正面は、ご家名の下にご家族様がご生前に大切にされていた言葉を彫刻しました。また、より洋型のイメージが印象的になるように棹石も工夫をしています。

 

通常は全体につける額加工を、このような洋風建築の柱のようなデザインにしてみました。また今回、石塔にはインド産のSG-2という黒御影石を使用しています。硬度があり、磨いた時のツヤのりもとてもよい石です。

天面は大きく膨らんだデザインで、SG-2の艶やかさも感じられます。鏡面のように周りの風景を映していますね!

 

 

花立・香炉です。お墓にあった、洋風でシンプルなデザインです。香炉の中は、中央が蝋燭立と香皿で、両端にあるのは風防です。

 

お墓の土台部分、納骨室の扉部分です。中央のかんぬき部分に、ご希望で家紋を入れました。

 

納骨室は、中に湿気が溜まらないよう、左右に2ヵ所の空気口を設置しました。ステンレスのカバー付きです。

 

お墓の正面は、歩く部分をバーナー仕上げとしました。バーナー仕上げは神社の参道などにも見られる仕上げ方で、ザラッとした表面なので雨などで濡れても滑りにくくなります。磨き仕上げにすることもできますが、今回は広い空間で手を掛ける場所もないので、より安全にお参りいただけるバーナー仕上げをお選びいただきました。

 

お墓を後方から見たところです。もともとは、墓相のお墓を建てる予定で縁石まで設置されていましたので、既設のものを活かして外柵を作成しました。「何か囲いの柵があった方がいいね」というお話から、ベンチとしても使える囲いを設けました。大きめなお墓にあわせて、ボリュームのあるものです。

 

入口の門柱にもなっている柵部分の手前側は、家紋を入れています。ここにはインド産のマハマブルーという青紫色の石を使いました。白でも黒でもない、特徴のある石としてご提案し、気に入っていただけました。

 

座面は角を面取りして仕上げています。広いので、たくさんのご家族でお参りされてもゆったり腰掛けていただけますね!

 

一番下の石が、既存の縁石部分です。草取りなどの手間がなく管理がしやすいよう、全面を石貼りとしています。この部分は貼り石の厚みを変えることで水傾斜をとっています。

 

お墓の右手の法名碑です。墓所が広いことから、法名碑も少し大きめのものを備え付けさせていただきました。文字が見えやすいように、マハマブルーの本体にお墓と同じSG-2をはめ込んで彫刻しています。

 

お墓作りを終えて・・・

今回は、ご納骨はご家族様でされるとのことで、完成後に現地でお引き渡しをさせていただきました。工事中にも時々顔を出して下さるなど、お墓の完成をとても楽しみにして下さっていたので、完成したお墓には本当に喜んでいただけました! 周りに従来からの和型のお墓が多い墓地の中で、「違った形にしたい」というご希望を叶えることができ、ご満足いただけたようでした。「バランスがいいね!」というご感想もうれしかったです^^ このたびは、数ある石材店の中から当社に建立のご相談をいただきまして、ありがとうございました。ホームページでこれまでの実績や施工例をご覧になって、遠方にもかかわらずお声かけいただけたことは、大変励みになりました。何かお困りの際には、またいつでもご連絡くださいませ^^

 

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平尾霊園12㎡のゆったりとした墓地に、シンプルで機能性重視、お掃除しやすい墓石が完成。 https://www.hirao148.com/8663.htm?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=8663 Tue, 06 Jun 2023 06:09:26 +0000 https://www.hirao148.com/?p=8663 ご覧いただきましてありがとうございます、平尾石材店の寺田です。 平尾霊園において、12㎡のゆったりとしたスペースに、シンプルでコンパクトなデザインの、インド産の優雅なアーバングレーのお墓を建てさせていただきました。ご覧い […]

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ご覧いただきましてありがとうございます、平尾石材店の寺田です。 平尾霊園において、12㎡のゆったりとしたスペースに、シンプルでコンパクトなデザインの、インド産の優雅なアーバングレーのお墓を建てさせていただきました。ご覧いただけますと幸いです。

 

こちらが完成したお墓です!

平尾霊園新設、12㎡の広さ、石種はインド産アーバングレー

 

ご相談いただいた経緯とお墓づくりの様子

お客様は、お墓を建立するにあたり、霊園の門前にある当店のことをご存じで、お声をかけてくださいました。何度か申し込みをされて、晴れてこのたび当選されたそうです。

お墓については特に決まったイメージをお持ちではありませんでした。そのため、まずは当店にたくさんございます、平尾霊園のお墓作りの際の施工例の写真をご覧いただきつつ、全般的なお墓に関するお話をさせていただきました。

今回お客様が取得されたのは12㎡と広めの敷地でしたので、同じくらいの広さで「こういう建て方もありますよ」といった色々な施工例を見ていただきながら、使用する石の種類や量によってお墓の価格に違いが出てくること等をご説明し、実際に石をたくさん使ったお墓とシンプルなもののお写真を見比べたりしていただきました。そんな中、つい最近建立したお客様の事例を見ていただいたところ、「これはいいね」と気に入っていただけたので、その事例を参考にして、ご提案を作成してまいりました。

 

完成したお墓のご紹介

お墓本体です。周りには和型の大きなお墓もたくさんありますが、お客様はシンプルであることや機能性を重視されていました。和型のように高さがないのでお掃除もしやすく、土台部分の納骨室が地上にあるタイプなので、湿気が溜まりにくく納骨もしやすくなっています。12㎡と広い墓地に対してコンパクトなお墓ですが、土台部分がいっぱいに納骨室となっていますので、たくさんのご遺骨を納めることができます。

 

棹石です。正面はご希望でご家名としました。また、広い敷地にバランスの良い、通常よりもしっかりと幅のある棹石となっています。存在感のある仕上がりになっています。

 

石塔の頭の部分は、大きくアールを取っています。最近はスクエア型のお墓も多くなっていますが、お客様のお好みに沿うような形をご提案しました。

 

石塔の両端は、縦の面にも二重のアールを取りました。立体感が感じられ、このお墓ならではの個性も出せるように工夫した箇所です。

 

お線香立です。今回は、機能的にもデザイン的にもすっきりした形にするため、台座部分を加工して、笠付き・扉付きの線香立を埋め込む形で設置しました。この台座の手前に香炉を置く形が一般的ですが、台座と一体化することで見た目にもスッキリして、隙間がないためお掃除がしやすく、お供物を置くスペースも広くとることができます。笠石は角を大きく面取りして存在感のある仕様にしました。格子状の扉を開くと、ステンレス製の香皿、線香立が入っています。

 

香炉の両脇には花立があります。こちらも台座に穴あけ加工をして設置しています。花立も、香炉同様台座の前に置くことが一般的でしたが、こうすることで省スペースでスッキリするのでご好評いただいています。ステンレスの花筒は着脱でき、中に水が溜まらないように水抜き穴も設けています。こうした自由な仕様が生まれてきたのは、加工技術の進歩や、従来のお墓の形にとらわれない意識の変化が大きいかもしれませんね。

 

お参りするときに歩く部分は、バーナー仕上げですべり止め加工をしています。すべり止め加工は安全にお参りできる反面、磨き部分に比べると汚れが溜まりやすいという点もありますので、広い敷地なのでできるだけお掃除の負担を少なくすることができるよう、歩く部分にとどめました。手前側にアールを付け、個性やデザイン性が感じられます。バーナー仕上げは、バーナーで石の表面を炙ってザラザラした質感になるようにしたもので、凹凸があるので濡れても滑りにくくなります。個人的には、サンドブラスト加工よりも凹凸がしっかりしていてより自然な仕上がりになるような感じがします。

 

門柱にも工夫をしています。門柱は、ひとつの石で作ると石の量が多くなり、それだけ費用もかかってしまいますので、強度的に十分な厚みを持たせた四つの壁石を組み合わせた構造で製作しました。シンプルさを意識しつつも、敷地の広さを活かしたボリューム感も感じられます。

 

お墓の周りは全面石貼りです。外柵と貼り石部分も、お墓本体と同じインド産のーバングレーを使用しました。アーバングレーは耐久性が高く、青味のあるきれいな石で、福岡ではもう長い間人気のある石のひとつです。石貼りは、雑草取りの手間がかからず、ごみや落ち葉などもほうきで掃いてお掃除ができるので、お手入れがとても楽です。水が溜まらないよう、両サイドから中央に向けて、奥から手前側に向かって少し傾斜をとっています。

 

外柵の笠石部分です。今回の墓地は両隣りにお墓がすでに建っていましたので、外柵の高さ、お隣の外柵石の見え方など、お客様とお打ち合わせをしながら決めていきました。笠石の厚みをあえて少し厚めにすることで、全体の重厚感も増しています。

 

こちらはお墓の後方です。今回は、印の部分に納骨室の入り口を設けました。

 

納骨室の扉の上の笠石は、工夫してオリジナルで設計したものです。12㎡という広さを活かして、お墓の後方にも十分なスペースを取ることができています。こちらはお参りの際にいつも通るという訳ではありませんが、納骨室という大切な場所でもあり、お墓の入り口部分との一体感が出るようバーナー仕上げとしました。

 

お墓作りを終えて・・・

完成したお墓をご覧になったお客様にはとても喜んでいただけました。今はご遺骨を納骨堂に預けられていて、近いうちにこちらのお墓へお引越しされるとのことです。このたびは、数ある石材店の中から弊社にお墓の建立をお任せいただきまして、ありがとうございました。お打ち合わせの際にはわざわざバスを乗り継いで歩いて事務所までお越し下さって、何度もありがとうございました。お参りされていて何かお困りの際だけでなく、お参りのついでに、またいつでもお気軽にお立ち寄りください^^

 

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