お墓の金箔・文字色の入れ直し。福岡市博多区の西林寺様

こんにちは^^ 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平です。福岡市博多区吉塚の西林寺様にて、お墓の金箔・文字色の入れ直しをさせていただきました!

 

施工前後

博多区吉塚西林寺様 追加彫刻 色入れ直し

 

ご相談いただいた経緯とお墓の状況

知人の方からご紹介をいただいて、お墓の追加彫刻をさせていただきました。ご希望いただいて現地でお会いしてお打ち合わせをすることになり、早速お墓まで向かいます!

 

お墓があったのは、博多区吉塚の西林寺様裏手の墓地です。西林寺様は当店でも以前からよくお世話になっているお寺様です。

 

墓地の様子です。街中にあるだけあって、周りは住宅に囲まれています。通路は少し幅が狭い場所もありますがきれいに区画されていて、お墓が整然と並んでいる墓地です。

 

こちらがご相談いただいたお墓です。お話を伺うと、近いうちにご納骨を控えていて、納骨そのものはご家族でされるのでお手伝いは必要ないけれど、名前の追加彫刻をしてほしいということでした。詳しくお話をしていると、それ以外に文字彫刻の色が取れてきていることを気にされていましたので、状態を確認してお見積りを差し上げることになりました。

 

山口県産の徳山石で作られたお墓です。正面の彫刻は金箔が入れられていましたが、このように取れかけています。

 

水鉢前面には家紋が彫刻されており、こちらにも金箔が貼られていました。こちらはほとんど取れてしまっていますね。

 

棹石の背面です。平成元年の建立ですので、30年以上は経っています。こちらは黒色が入れてありますが、色が薄くなっています。

 

法名碑です。こちらに新しくご納骨される仏様のお名前を追加します。また、額字部分はほとんど金箔が取れてしまって文字が読み取りづらい状態でした。そのほかにも念のため全体を確認したところ、気になる点があったのでご報告はしましたが、すぐに修理が必要な状態ではありませんでしたので、また折を見てということになりました。その後お見積りを差し上げると、お名前の彫刻とあわせて金箔の貼り直しと色の入れ直しをご依頼いただきました。

 

施工完了

追加彫刻と金箔と黒色の入れ直しが完了です!!

 

正面文字です。今回お墓のクリーニング等はしていませんが、金箔を入れ直したことで明るくすっきりしたようです。金箔の入れ直しの際は、残った金箔や下地材をすべて取り除いてから入れ直す部分をきれいにして、新たに下地材、金箔を入れていきます。すべて現地で作業を行いました。お墓の石を取り外して工場へ持ち帰って作業するよりも、費用面も抑えることができます。

 

水鉢前面の家紋です。こちらは、金箔を入れる箇所を変更しました。この部分の金箔のはがれ方が少し早かった原因として、家紋の凸部、磨き仕上げの面に金箔を入れていたことが考えられたので、家紋の周りのくぼんだ部分、磨かれていない箇所に金箔を入れる方がより長持ちすることをご提案しました。ご希望に応じて、これまで通り凸部に入れることももちろん可能ですが、今回はご提案を採用してくださりこちらの方法を選ばれました。

 

背面です。こちらは黒色を入れ直しました。細かい部分まではっきりしたので、読み取りやすくなりました。

 

法名碑です。追加のお名前を新しく彫刻し、既存のお名前部分には黒色を入れました。

 

額字部分もこの通りです。こちらも家紋と同じように、へこんだ部分に金箔を入れました。以前よりもより長持ちすると思います。

 

工事を終えて・・・

お客様には、きれいになったお墓にご満足いただけました。後日、ご家族でご納骨されるとうかがっています。お天気に恵まれるとよいですね! このたびは当店にお任せいただきまして、ありがとうございました。今後何かお困りの際には、どうぞお気軽にお声かけください。

お墓の金箔や色は、お墓の置かれた自然環境等にもよりますが、だいたい20年前後で劣化が始まります。そのため、20年から30年に一度は入れ替えをされるのがおすすめです。ひと世代に一回くらいと考えていただけるとよいと思います。そう考えると、今回のお客様のお墓は30年以上が経っていますので、ちょうど入れ替えの時期だったとも言えますね。また、色の入れ直しに限らず、経年で溜まったお墓の汚れや目地の劣化などが目立つようになってくる時期でもあります。そうした部分に少しずつ手を入れておくと、より安心して気持ちよくお参りを続けていただけるようになりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談いただければ幸いです。