インド産アーバングレーのボリュームあるオリジナルデザイン墓石を建立!平尾霊園23区

福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。平尾霊園23区にて、インド産アーバングレーのボリュームあるオリジナルデザイン墓石を建立させていただきました!

完成したお墓です!

平尾霊園23区 新設 インド産アーバングレー

ご相談の経緯やご要望

今回は、平尾霊園で新規のお墓建立をお手伝いさせていただきました。ご両親と息子様の3名様でお越しになり、墓地は取得されていました。ご両親様ともにご高齢なのでそろそろお墓を準備したいと、霊園門前にあるご来店くださいました。

ご提案図①

ご提案図面です。当初ははっきりとしたご希望はなく、「どういうふうにお墓を作ったらいいのか」といったお話からさせていただきました。弊社の施工例やお写真を見ていただいてお話をしていたところ、気に入っていただいたお墓があったので、それをもとに設計させていただきました。「丸みのあるのがいいな」「窮屈していない、広々したイメージがいい」といったお好みやご希望から、随所に緩やかな丸みを採り入れたお墓をご提案しました。

ご提案図②

こちらは、納骨室内をご説明する際のお図面です。福岡で一般的に使われる直径5寸(約15cm)のお骨壺であれば、このように縦2列、横8列、計16個納めることができます。石のご説明などもさせていただき、図面もOKいただいて、弊社に建立工事をお任せいただけることになりました。

完成です

完成したお墓をご紹介いたします。すべて、インド産のアーバングレーという石を使用しています。きれいな状態が長く続く方がいいということから、吸水率の低い石をご希望になりました。

 

棹石や台座など、全体に丸みを帯びたデザインで、ボリューム感もあります。弊社に20年ほど前からあるオリジナルデザインの洋型墓石です。

 

棹石正面は、大きくご家名を彫刻しています。その下に、バラの花をあしらいました^^

 

息子様の奥様がお好きというバラの花です。彫刻用にご用意している図柄を、お墓に合うように調整しました。シンプルな線彫りで表現しています。

 

全体的に丸身を帯びた柔らかい雰囲気のお墓です。石塔部分はすべての辺に大きめのアール加工を施しました。

 

上台と下台もアールを採り入れ、全体の調和を意識しました。柔らかい印象になるだけでなく、お掃除の際も手当たりが良いです。

 

台座は天面もふくらみがあり、丸みを帯びています。上から見ると光の当たり具合で曲線に変化があり、きれいに見えます。

 

天板です。お写真では分かりにくいですが、外側に向かってわずかに傾斜が付いています。雨なども溜まりにくいので、汚れも溜まりにくくなっています。

 

石塔に調和するようアール加工を施し、横幅があってボリュームもある花立です。全面は家紋を彫刻しました。

 

お手入れがしやすいようにステンレス製の花筒を使用しています。つば付きなので着脱もしやすいです。

 

扉付きの香立・蝋燭立です。手前の小さな石はストッパーで、強風でも扉が開かないようになっています。

 

中には蝋燭立と香皿が入っています。格子状の扉なので、お線香を供えてから扉を締めて中に空気が入り、最後までお線香が燃えきる仕様です。

 

法名碑です。お石塔と形をあわせて統一感を出しました。台座の曲線も同じです。

 

ベンチです。お参りするときにサッとお供え等を置けるように、納骨室に近いところに物を置けるところが欲しいということで、こちらにご用意しました。こちらも全体に大きく丸みをつけました。

 

入口も大きなアール加工をとって、特徴的でデザイン性の高い仕上がりになりました。段座も小さく、広々としています。

お墓作りを終えて

今回は、ご相談の途中でお母様がお亡くなりになるという悲しい出来事もありましたが、お墓が無事に完成し、お引き渡しもさせていただきました。お父様にも仕上がりをご満足いただくことができ、お墓が完成したことには安心していただけたようでした。このたびはお墓の建立を弊社にお任せいただきまして、ありがとうございました。ご納骨もお手伝いをさせていただく予定ですので、ご家族皆様に安心してお任せいただけるよう、しっかりサポートさせていただきます。お参りに際には、お気軽にお立ち寄りくださいませ。