こんにちは! 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平と申します。 福岡市東区にある三日月山霊園にて、お客様自身が文字をお書きになられた、想いのこもった天山石の和型墓石が完成しました! その時の様子をご案内いたします^^

【完成したお写真】

 

亡くなったご主人様のためにお墓を建てたいとお考えの奥様が、三日月山霊園が毎年行っている「返還墓地の募集」に申込みをされ、当選されました。知人からのご紹介で、当店へご依頼いただくことになりました。「亡くなって1年ほど、自宅にお骨壺を置いています。建立期限が3年と定められていますので、その期限内に建てたいです。」と、ご相談をいただきました。

お客様は霊園の近くにお住まいで、当選後に霊園内を見て回られ、「こんなお墓にしたい」というご希望がいくつかある状態でした。 一番重視されていたことは、「石にこだわりたい。国産の御影石が良いです。」というものでしたので、「ご予算の範囲内で、国産の石でお墓を建てましょう!」というご提案をいたしました。

 

こちらがお客様の取得されている区画です。「お墓を建てる時のために」と、ちょくちょく霊園を訪れては草抜きをされていたそうです。

こちらの場所に、基礎工事(30㎝程度の床掘 → 砕石を敷き詰め → 転圧をかけて地固め → 鉄筋を組み合わせて配筋 → コンクリートを流し込む → 養生させる)を行い、お墓を据え付けていきます。耐震施工も施し、お墓が完成しました!

お客様のご希望である「国産の石」の天山石を使用した、立派なお墓が完成しました。国内産の石を、全て国内で加工をしています。

 

奥様が書道を嗜まれているということで、「家の名前を手書きで書きたいです」というご希望をいただいていました。そこで、書かれた文字をお墓に彫刻できるようご準備し、このように彫刻をいたしました。

 

お線香立ては格子の扉がついたタイプのものです。

 

このように扉が開きます。扉付きの香立ての良い点は、お天気が悪い日や風の強い日でもロウソクの火が消えにくいということと、扉を閉めておくことで、次のお参りまで綺麗な状態を保てるということです。また、お線香に火が付いた状態で扉を閉めても、格子から煙が抜けますので、心配ありません。

お花立てはステンレス製の筒が脱着できますので、お花のお手入れも楽に行うことができ、お掃除もしやすく清潔に保つことができます。

 

こちらは、納骨室内部のお写真です。左右と奥に棚があり、5~6寸のお骨壺でしたら約20個ほど納骨ができます。真ん中の茶色の部分は、”土残し”という部分で、土残しの周りに、納骨室内部を明るくみせるよう、白い寒水石(カンスイ石)を敷き詰めています。

 

こちらはお墓の左側に設置したベンチです。足元の部分はお参りの際に当たることの無いよう、丸みを帯びた加工を施しました。 シンプルなつくりで広々と座面を確保することができました。座ったり手荷物を置くだけでなく、背の高いお墓ですので、上部をお掃除される際には踏み台のような役割としても使用できます。

 

こちらは足元の石貼り部分です。奥様のご希望で、「お墓のどこかに、あまり派手にならないようお花をあしらいたい」ということでしたので、踏み石部分に可愛らしい桜の彫刻を取り入れることにしました。 当店で取り扱いのあるデザイン墓石(カーサメモリア)の花模様を活用し、個性的な滑り止め加工を施しました。

 

お墓の完成とともに、ご納骨式のお手伝いも一緒にご相談いただいていましたので、このようにご準備をしています。

 

幸いなことにお天気もとても良く、清々しい青空のもと、無事に納骨式が終わりました。

 

読経も終わり、皆様で和尚様のお話をお聞きになっているところです。

 

ご納骨式の後、皆様でお写真を撮影されました。

奥様には「こだわりたかった国産の石で建てることができたこと、そして、私の手書きの字で家名を入れることができて、本当に嬉しいです。ありがとうございました。」とお喜びいただきました。 息子様はご納骨式に合わせて東京から帰福されており、お墓を見て「母の字や桜の彫刻など、我が家ならではの、個性のあるお墓になって父も喜んでいると思います。」というお声をいただきました。

「国産の石」をご希望される方は多くいらっしゃいますが、「家名を手書きで」というご希望も合わさり、とても個性のある素敵なお墓に仕上がりました。お名前の文字は奥様が何度も何度も書かれ、書道の先生にもアドバイスをいただいたりと、かなり時間をかけて書かれたそうです。とてもこだわっていらっしゃるのが伝わりましたので、当店とも何度も打ち合わせをさせていただき、ご希望を叶えることができてホッといたしました。

今後もぜひ皆様お墓にお越しいただき、ベンチに腰かけてご主人様、お父様とのお時間を大切にしていただけたらと思います。