こんにちは^^ 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平と申します。 平尾霊園にて、お墓の雑草対策と文字の色入れ、墓誌新設の工事をいたしました。その時の様子をご紹介いたします!

【お墓の完成写真】

 

今回ご依頼いただきましたお客様は、平尾霊園でも広い墓所をお持ちで、お参りのたびに掃除がとても大変でお悩みでした。「将来のことも考え、管理しやすいお墓にしたい」というお話をいただきました。当店のことは、平尾霊園にお参りにお越しになった際によく見かけてくださっていたそうで、ご依頼いただくきっかけとなったそうです。

施工前のお写真です。とても綺麗にお掃除をされていますので、特に問題が無いようにも見えますが、いただいた、さまざまなご要望とともにお墓の現状をチェックします。細かく見ていきましょう!

 

まずは墓石の文字部分です。もともとは金箔で文字の色入れをされていましたが、長い年月が過ぎ、色が全て落ちてしまっています。

 

家紋も同様に金箔が剥げてしまい、どのような形であるのか、分かりにくくなってしまっています。

 

お墓の背面の文字も、表と同様に金箔で色入れがされていましたが、落ちてしまっているため、何と彫刻されているのか分かりにくくなってしまっています。

 

お墓の納骨室の入口の蓋部分です。コンクリートが打たれないまま組まれていますので、石にズレが出てしまっています。

 

雑草対策のため、ご自身で玉砂利を敷かれたそうですが、だんだんと砂利が土に埋もれてしまいます。土に光が当たらないようにすることで雑草を防ぐことができますが、この土と砂利が混ざった状態では雑草を防ぐことができないため、お墓参りの度に草取りに悩まされていました。

 

お墓の背面の部分に、植えたはずのない木が生えてしまいました。何度も切って対応されていたそうですが、見てわかるとおり、とても太い幹が生えています。上だけを切っていても、根から処理をしないかぎり、ずっと生えて、どんどん大きくなってしまいます。 納骨室内部を確認したところ、幸いなことに、ズレなどの影響は出ていませんでした!

 

お墓の前面の部分にも、同じく木が生えています。オレンジの丸を付けた部分も土ですので、雑草にお困りでした。

このように、お墓の現状と問題をしっかりと確認し、どの部分をどのように改善していくか、お客様とお話をしました。 ご予算の範囲内で、お客様のご要望を叶えることのできる、ご納得いただいた内容のみ施工をしていきます!

 

施工が完了しました!! お墓右側に墓誌を新設しました。納骨室にどなたが納骨されているのか、これですぐに見て確認していただくことができます。

 

お墓の文字彫刻部分は、もともと金色でしたが、お客様のご希望で黒で色を入れ直しました。 金よりも黒のほうが予算を抑えることができますので、今後のメンテナンスのことを考え、黒で入れることになりました。

 

家紋はこのように金箔にて綺麗になりました!

 

お墓の背面の文字色も、黒で綺麗に入れ直しました。ハッキリと色が入ったため、とても見やすくなりました。 こちらも家名と同様に、今後のことを考え黒で入れ直しています。

 

石のズレが出ていたため、水が侵入してしまっていた納骨室入口の部分は、このようにズレを修正しました。 雑草にお困りだった土&砂利部分は、透水性の土間舗装で雑草対策をしました。この土間舗装は、草が生えないよう特殊な土を固めていますが、水を通すためお墓に水が溜まることを防ぐことができる、優れた雑草対策施工です。

 

お墓の背面に生えていた木を、根からしっかり処理しました。その上に土間舗装をしていますので、もう木が生えてくる心配はありません!

 

お墓の手前部分に生えていた木も、根からしっかりと処分しました。土の部分を少し深めに掘り、お客様が購入されて敷かれていた玉砂利を入れ、雑草対策をしました。なるべく使える物を処分するのではなく、できるところでしっかりと再利用することも、私たちの大切な仕事だと思っています。

お彼岸に向けて修理をご希望されていましたが、少し早目に修理が完了し、お客様に見ていただいたところ、「毎回お参りの度に苦労していた草取りをしなくて良くなって、とっても嬉しいです!!」とお喜びいただきました。

実は今回、「本当は直した方が良いのだけれど、予算の関係で出来ない」という施工が多々あります。 お客様には「今一番直した方が良いところを優先的に直してもらって、今後長い目で見て、また修理をお願いしたいと思っていますが、良いですか?」というお話を聞いておりました。

もちろん、直せるところは全て直していたほうが、お墓のズレなどの大きな不具合を防ぐことができると思います。ただ、ご予算の関係上、全ての修理をすることが難しい場合、今回のお客様のように、優先的に直しておいたほうが良い場所をお伝えし、ご納得いただいた施工から行うようにしております。その際、「この工事を行うと、今後、石を動かすことが難しくなります」など、施工と施工の関係や、順序など流れをご説明し、今後のメンテナンスに悪影響の無いように工夫をします。

今後、お参りされる際に「そろそろこの部分も直してほしい」と気になる点が出た場合に、またお客様としっかりとご相談させていただき、ご予算内で修理を行っていきたいと思います。