こんにちは^^ 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平と申します。大分県佐伯市から新宮霊園へお墓の移設工事を行いました。その時の様子をご紹介いたします!

 

お客様は、もともとご実家のあった大分県佐伯市にお墓があったのですが、福岡に引っ越しをされ、「お墓も近くに引っ越したい」とお考えでした。石材店をどうするかと考えていたそうですが、お兄様ご夫妻から当店のことをお聞きしたそうで、ご相談くださいました。(よくよくお話を伺ったところ、以前、新宮霊園にて当店へお墓の新設をご依頼くださったお客様のご家族だとわかりました^^)

引越しをする際に、一番大切なのは「新しい墓地はどのくらいの大きさを用意すればよいか?」ということです。間口や奥行など、合うところでないと移設は難しいです。そこで、新宮霊園でぴったり合う敷地をお選びいただきました。

墓地が決まり次第、大分のお墓の取り外し作業を行います。当初は当店にご相談いただいていましたが、見積もりをした結果、地元の大分の石屋さんに解体していただき、運んでいただいた方が費用を抑えられるということが分かりましたので、取り外し作業は大分の石屋さんにお願いすることになりました。

 

こちらは大分のお墓の取り外しをしている最中のお写真です。地元大分の石屋さんが作業をされています。

 

今回、お墓の図面等が残っていない状態でしたので、「新宮霊園にて据え付け直す際に、中の詳細が分からないと困るだろう」と、お写真を細かく撮って送ってくださいました。(とても丁寧にご対応いただきました!ありがとうございました!!)

 

こちらは新しくお墓を据え付け直す、新宮霊園の墓所です。「間口や奥行が合う」ことが必須であること、そして「ご親戚の方のお墓となるべく近くが良い」というご希望を叶えられる場所になりました。

 

大分の石屋さんとやり取りをし、お墓の正確な大きさを伺い、新宮霊園にて基礎工事を始めます。床掘をした上に砕石を敷きつめ、ランマーという転圧機でしっかりと地面を固めていきます。

 

その後、コンクリートを流し込み、養生期間を設けます。手前の2本のパイプは水抜き用の穴、奥の四角の木枠は納骨室内部の「土残し」の部分です。

 

移設が完了しました!

今回、お墓の移設ということですので、お墓を取り外した際に石が割れてしまったり、欠けてしまったりすることもあるかと思い、その確認のためにも取り外し後にお墓のクリーニングを行うようお願いしていました。長年の汚れが落ち、とても綺麗ですね^^

 

お墓の正面の文字は長い時間が経ち色が落ちてしまっていましたので、当店にて色の入れ直しをしています。

 

新しい墓所の方が若干面積が広かったので、お客様の敷地がどこからどこまでなのか分かりやすくなるよう、貼り石をしています。

 

福岡のお墓は、正面に納骨室の観音扉が付いていることが多いですが、今回のお墓は背面についています。新しい新宮霊園の墓所が背面にも参道があるタイプの区画ですので、据え付ける向き等考える必要もありませんでした^^

 

階段部分はこのように仕上がりました。 大分の石屋さんの取り外し前の細かな写真撮影、丁寧な取り外し、クリーニング作業があったおかげで、据え付け作業もスムーズに行うことができました。目地を入れ直したことで、新しく建てたお墓のように綺麗になりました!

 

納骨室内のお写真です。納骨室内はとても広く、扉を開けた際に、お骨を入れる棚石まで手が届かないような構造でしたので、棚石を1枚追加で入れました。また、白い寒水石(カンスイ石)を敷き詰めて、納骨室内がとても明るくなりました^^

 

お墓は「移設する」ことを前提に建てられてはいません。そのため、取り外す際に踏み石が割れてしまったり、耐震用のボンドがついていたりでうまく外すことができずに欠けてしまったり等、様々なことが考えられます。すべての部分をそのまま使用することができないことが多いのです。しかし今回は大分の石屋さんの丁寧なお仕事のおかげで、何も破損はありませんでした。「今あるお墓の移設が難しいならば、費用の面を考えて、もっとコンパクトなお墓を新しく建て直すことになるかもしれない・・・」と、お客様も不安に思われていましたが、結果、全て移動させることができましたので、大変喜んでいただきました!

また、今回とてもお世話になった大分の石屋さんにも、「おかげさまで無事に据え付けが終わりました!」と、お礼と完成写真をお送りしました。

今まで大切に守られてきたお墓が、今後も福岡の地で大切に受け継がれていくと思うと、携わらせていただいた当店もとても嬉しいです^^ ありがとうございました!!