こんにちは! 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平と申します。博多区のお寺様にて、水垢取り墓石クリーニングと金箔文字や目地入れ修理が完了しました。その際の様子をご紹介いたします^^

施工前後のお写真

施工前後のお写真です。金箔の色が鮮やかで、文字がとても見えやすくなりましたね^^

 

状況とご要望

現在お住まいが関西のお客様より、「長期休暇に合わせて福岡に帰省したいと思っています。その際に、お墓参りをしたいので、お墓を綺麗にしたいと思っています。」というご相談をいただきました。ご依頼いただくきっかけは、インターネットで見つけた当店のホームページとのことでした。

お客様は事前にこちらにお越しになるご予定はありませんでしたので、メールや郵送でのやり取りで打ち合わせを行い、お墓の状況を確認させていただきました。

建てられて100年程度のお墓です。正面の文字彫刻部分はかなりの年月が経っているため、従来の色が取れてしまい、見えにくくなっています。また、石の継目部分に水垢が付着しています。

 

お墓は山口県産の徳山石でつくられています。時代的に手加工でつくられたお墓になりますので、鏡面加工がされていないこともあり、水垢の付着は避けられません。

 

猫脚部分の下の石は、まっすぐ加工されているのですが、機械ではなく手での加工ということもあり、少し水が溜まりやすくなっているのでしょう。水垢がびっしりです。花立の穴の部分にも汚れの付着があります。

お墓の確認を終え、お客様にお墓の状況をご報告しました。そして、どのような作業をすれば、どのようにお墓を綺麗にすることができるか、さまざまなプランをご提案をいたしました。その際、イメージしていただきやすくなるよう、当店が歴史あるお墓のクリーニングをさせていただいた事例のお写真等をお送りしました。

その中から、1.墓石のクリーニング、2.正面の文字や家紋等の金箔入れ直し、3.側面の文字の黒色入れ直し、4.目地の入れ直し、5.納骨室の蓋部分の修理、6.新しい仏様の追加彫刻 のご依頼をいただきましたので、施工を行いました。

 

水垢取り墓石クリーニングと金箔文字、目地入れ修理が完了しました

 

正面文字はこのように金箔が入りました。手掘りの彫刻に筆で金色を入れています。側面の黒色も入れ直し、1名新しく彫刻をしています。

 

猫脚の台座の浮彫の家紋にも金箔を入れ直しました。今回は長い年月が経ったお墓ということもあり、石の艶などがすでにない状態でしたので、墓石専用の薬品を使い、クリーニングを行いました。猫脚の下の黒ずみはこのように綺麗になりました!!

 

水鉢に彫られている浮彫の彫刻もこのように綺麗に金箔が入りました。昔の職人さんは、今のようなダイヤモンド工具などの機械がない中、このように細やかな浮彫での彫刻をされていてすごいなぁ~と、古いお墓を見るたびに思います。

 

水鉢には常に水がたまっていることもあり、水垢が付着しやすくなります。そこで、表面を薄く削って汚れを落としました。

 

水垢取り墓石クリーニングと金箔文字、目地入れ作業を終えて

長期休暇で帰省されたお客様に「久しぶりにお墓参りをしましたが、びっくりするほど綺麗になっていて、本当に嬉しいです!ありがとうございました。」とお喜びいただきました。

関西にお住まいで、たまにしか福岡には帰省することができないお客様ですが、このように「お墓を綺麗にしたい」という気持ちを持っていらっしゃることに、「ご先祖様を大切にされているなぁ」と、石材店として嬉しく思いました。

今回、とても綺麗な状態に生まれ変わったお墓を、今後も帰省される際に、お掃除やお参りをされ、大切にお墓を受け継いでいっていただけたら幸いです^^

平尾石材店 店長 寺田公平