こんにちは! 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平です。今回は平尾霊園に、柔らかな印象のシンプルな洋型のお墓が完成しましたので、ご紹介いたします。

 

完成したお墓のお写真

 

ご相談いただいた経緯とご要望

今回のお客様は平尾霊園前にある当店のことを以前からご存知で、このたび平尾霊園の抽選に当選してお墓を建てるにあたり、ご来店くださいました。霊園に近く、たくさんのお墓を建てていることで安心いただけたのではないかと思います。

ご要望としては、しっかりとしたお墓を建てたいけれど、考えられているご予算がはっきり決まっているとのことでした。ですので、決められたご予算の範囲内でご希望に近いお墓をどうやって作るか ということを念頭にお手伝いをさせていただきました。

 

建立前の墓所です。広さは6㎡で、手前側が敷地の正面になります。

 

こちらは、同じ敷地を後方から見たところです。正面からよりも、後方からの方が通路と敷地の段差が小さいことがお分かりいただけるでしょうか? 近年平尾霊園では、通路からフラットに入れるようになるということで、後方がお墓の正面になるように設計してお墓を建てる方が増えています。こうした状況をご説明して、お墓のデザインも前方からと後方から両方でできますよ、とお話しました。最終的には、フラットに入ることができてお墓の敷地も広くなるから ということで、後方から入るかたちで設計することになりました。

 

 

完成しました!


完成したお墓です! シンプルながらも丸みのある、柔らかな印象のお墓に仕上がっています。

入り口はほぼフラットで、これなら車椅子などをご利用でも入ることができます。

 

オーソドックスな洋型のお墓です。ご宗教がキリスト教でしたので、和風ではなく洋型をご希望でした。

 

石塔の下の台座の部分です。ひとつの石で作っていますが、別の石が一枚あるようにも見える大きめの加工を施して、シンプルな中にもオリジナリティを感じられるような設計にしました。

印の部分は一見まっすぐに見えますが、水がたまらないようにほんの少し外側に傾斜をつけています。

 

扉つきのお線香・蝋燭立てです。蝋燭を立ててお参りをされる際に、その灯火が見えるように、ここはあえて伝統的な格子柄を採用しました。今回はお客様のご希望で、花立て部分にこのように家紋を彫刻しました。

 

お墓の左手に、ベンチを兼ねた物置石を設置しました。観音扉式の構造になっており、手桶やほうきなどのお掃除道具をはじめ、お参りの道具を収納しておくことができます。ベンチの役割もありますので、座るときに支障がないよう、天板は角を丸く加工して仕上ています。

 

入り口の門柱です。石塔の頭のアール加工と調和するように、こちらにも丸みを持たせて仕上ました。この写真では見えていませんが、墓誌も頭をアール加工で仕上ています。

お墓後方からです。今回は一般的な入り口方向と逆で、後ろから入れる設計したので、後方はこのようになっています。高さを合わせるために土台の壁を設けています。

通気口も左右と後方の3箇所にあけて、納骨室内に湿気がたまらないようにしています。

 

お墓作りを終えて・・・

お引渡しとご納骨も終わりました。物静かなご主人様でしたが、ご納骨後はご親族さまと皆様で写真も撮って、喜んでいただけました。今回は限られたご予算の中でしたが、その中でもとても立派でしっかりとしたお墓が出来上がったのではないかと思います。

ご主人様はその後もほとんど毎日のようにお参りに来られていて、お会いするとご挨拶くださいます。本当に頭の下がる思いですし、お墓をそれほど大切にお参りいただけてうれしいです! これからも、何かお困りのことなどございましたら、お気軽にお店に寄っていただけたらと思います^^