墓地内の樹木(柘植と松など)の伐採と砂利敷き等で、お掃除や管理のしやすいお墓に。平尾霊園にて

こんにちは! 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平と申します^^ 平尾霊園にて、墓地内の樹木(柘植と松など)の伐採と砂利敷きが完了しました。その際の様子をご紹介いたします^^

 

今回のお客様は、お彼岸のお参りの後、当店にお立ちよりいただき、ご相談くださいました。「だんだんと年齢を重ねるうちに、お墓の管理をするのが大変になってしまいました。」とお悩みで、その中でも、「お墓の玉砂利を変えたい」「灯籠を移動したい」「植栽の撤去したい」など、具体的なお困りの点がいくつかありました。

「一度お墓を見てみてください。管理しやすいお墓にしたいんです。」というご相談をいただきましたので、現地に確認に行って参りました!

こちらが施工前のお墓のお写真です。「お墓の管理が大変」とおっしゃっていましたが、とても綺麗にお参りされているのが伺えます。

 

入口左側の植栽です。花壇の土部分に雑草が生えるため、夏は草抜きを頻繁にする必要があり大変、とのことでした。

 

お墓の土間部分にある松の木です。とても綺麗で、きっちりとお手入れされているのがわかり「本当に処分して良いのでしょうか?」と確認したほどです。「本当ならば手入れして行けたら一番良いのですが、何よりも今後、管理のしやすいお墓にすることが最優先ですので…」ということでした。お墓は代々受け継がれていきますので、ご自身の代でなるべく管理のしやすいお墓にしたいとお考えになる方は多くいらっしゃいます。

 

お墓の土間の右側部分には、何かが植わっていた後に再度ご自身で植栽を植え直そうとされたようですが、うまく育ちきらない状態でした。 お墓の確認を終えた後、今回は「植栽のすべての撤去」と「砂利入れ」をご依頼いただきましたので、施工に取り掛かりました!

 

まずは土の上に見えている幹や枝部分を全て切り、その後、土の中の根も掘り返します。植物の根は強く、こうしておかなければ、再度生えてきてしまう可能性が高いです。

 

こちらは松です。掘り返して撤去しました。

 

土間の右側部分の植栽も全て掘り返して撤去しました。

 

掘り返した部分に土を戻し、もともと入ってる砂利と大きさや色を揃えた新しい砂利を追加しました。合計140キロ程度の砂利が入りました!

 

入口部分の花壇もこのように砂利が入り、綺麗に仕上がりました。植栽の撤去をされたことで、以前よりもお掃除や管理がしやすいお墓になったと思います。 施工が完了したお墓を見て、すぐに費用のお支払いに店舗へお越しくださいました^^

とても綺麗にお参りされているお墓でしたので、大きな問題点はなかったのですが、お墓の現状を確認させていただいた際に、すぐに修理が必要というわけではなくとも、今後長い年月を経て修理が必要になるであろうポイントをお客様にお伝えしました。お墓参りをされる際に、気にかけて見ていただけたらと思いますし、何か異変を感じたら、大きな修繕が必要になる前にご相談いただければ、と思ったからです。

気になる点があっても、なかなか修理に踏み切れずに時間が経過し、もっと大きな問題を生んでしまうこともあります。そのようなことを防ぐためにも、お墓をお参りされる際に分かるお困りのことや、「あれ?」と気付いた点など、見過ごさずにご確認されると良いと思います。

お客様がお困りの際に「ちょっと相談してみよう!」と気軽にお声掛けいただけるような、今後も、ご縁をいただいた皆様のフォローができる石材店でありたいと思います!