こんにちは! 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平です^^ ささぐり極楽霊苑の蓮区1.5mにて、インド産アーバングレイを使用した、丸みのある柔らかい雰囲気の洋型のお墓が完成しました。その際の様子をご紹介いたします!

 

完成したお墓のお写真

 

ご相談いただいた経緯と状況

ご相談くださったお客様は、福岡市博多区にお住まいで、墓地さがしをされていました。そこで、知人の紹介で当店へご連絡をくださいました。

どの墓地・霊園を選ぶか、と考えた際に、まず第一に「お墓が良い」(納骨堂等ではなく)ということでした。また、「宗教が自由である」「住まいから通いやすいところが良い」というご希望もありました。色々と探されている中、ご親戚の方がお墓をお持ちであることもあり、ささぐり極楽霊苑に見学に行かれ、決定されました。

墓地の場所を伺い、現地の確認へ行って参りました^^

こちらがお客様の取得された区画のお写真です。2019年に新しく開かれた、蓮区1.5㎡です。コンパクトで、福岡で非常に人気のある区画です。自由にお墓の設計ができます。

 

水道施設には手桶や柄杓、ゴミ捨て場もあり、とてもしっかり管理がされています。

お客様のご要望を伺うと、「墓地の見学の際に近くのお墓を見てみましたが、背面に背板がついているようなデザインが気に入りました。」ということでしたので、ご要望を取り入れて図面を作成し、ご提出いたしました。

こちらがご提案図面です。背面部分のデザインの他、「石塔に家名は彫刻しない」「背面の建立者の名前の彫刻を小さめに入れたい」などのご希望もいただきました。ご提案を気に入っていただき、正式にご依頼をいただいてから、お墓の製作を行いました。

 

完成したお墓のご紹介です

お墓が完成しました! お客様のお墓は、角地になります^^

 

もともとはピンク等の違う色を選ばれていましたが、石の質の説明をさせていただいた際に、インド産のアーバングレイを気に入られ、最終的にはこの石になりました。正面の文字は、参考にしていただけますように家名を入れない場合によく彫刻される言葉等をお伝えし、お客様自ら考えられました。お参りに来られた方を笑顔にできる、素敵な言葉ですね^^

 

石塔の頭の部分です。柔らかい雰囲気になりますよう、ゆるやかなR加工を二重に施しています。お客様のご希望で、石塔に背板がついたデザインとなっております。お掃除が大変になること、汚れが溜まりやすくなることを避けるため、そして強度アップにつながりますように、石塔と背板を接着させたデザインにしています。石と石の継目部分は、しっかりとシリコン目地で補強しています。

 

お線香・ロウソク立ての扉は、通常ですと、灯篭の格子のような彫刻を施すことが多いのですが、今回はお墓全体の柔らかな洋風の雰囲気にも合うデザインを施しました。

 

お花立てと香炉の屋根部分は、石塔のR加工と調和するように丸みを帯びたデザインにしています。花立てはステンレス製の筒が着脱可能で、お花の交換をされる際に、水場で丸洗いができます。

 

1.5㎡とコンパクトな墓地のため、墓誌はお墓と近い距離で設置することになります。こちらの蓮区に建てられているお墓も、この場所に墓誌を設置されている方が多く、今回、お客様のお墓にも取り入れました。また、お客様は他県(遠方)に実家のお墓があるため、いずれ仏様のお引越しを考えていらっしゃいます。新しい墓誌に、お引越し予定の仏様の戒名を彫刻させていただきました。

 

お参りスペースとなる石貼り部分です。「物が置ける場所があると嬉しい」というお話をいただいておりました。コンパクトな墓地のため、物置を作成するとスペースがなくなってしまいますので、少し厚みのある袖石を設置し、供物など、お参りの際に置くことのできるようなデザインにしました。

 

袖石もこのように丸みを帯びた加工を施しています。

 

納骨室の両側面、背面の3か所に空気穴を取り付けています。換気を良くして、納骨室内の湿気を防ぎます。

 

背面に彫刻させていただいた、建立者のお名前です。お客様のご希望で、小さめに彫刻しています。

 

お墓づくりを終えて・・・

今回、大変問題になっております新型ウイルスのこともあり、お客様のご希望で、私は同行せずに、ご家族の皆さまのみで完成のご確認をされました。「とても立派で、可愛らしい雰囲気のお墓をつくってくださってありがとうございました! 実家のお墓のお引越しの際も、お手伝いをいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。」と、お言葉をいただきました。お喜びいただける仕上がりとなり、良かったです^^

新型ウイルスの流行の影響により、石材の製作等で、予定よりも1ヵ月程度お待ちいただくことになってしまいました。特別な状況ではありますが、納期が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。お客様にご理解いただき、お待ちいただけましたこと、心より感謝申し上げます。