こんにちは! 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平と申します^^ ささぐり極楽霊苑にて、G654御影石で製作した、濃グレー色が美しい縦型の洋式墓石が完成しましたので、その様子をご紹介いたします!

 

【完成したお墓の写真】

 

ご要望

今回はインターネットをご覧になったお客様からご相談いただきました。福岡市東区のお客様で、まずはお参りに行きやすい霊園を2箇所ご案内させていただきました。実際に現地見学をされて、お客様とご家族様の希望に近いささぐり極楽霊苑さんに決められました。ささぐり極楽霊苑さんにされた決め手は、環境がいいことと、コンパクトな墓地(今回は1㎡)でも自分の好きなデザインのお墓を建てることができる、という点でした。

お墓については、お考えのご予算内でおさめたいことと、色の濃いめの石を使いたいこと、和風より洋風のものがいいことをご希望でした。
実際にささぐり極楽霊苑さんで建っているお墓をご一緒に見て回ったりして、お客様のご希望をまとめてご提案させていただき、完成したのがこのお墓です!

完成したお墓

石は濃い目のグレーのG654御影石を使用しています。彫刻部分は色を入れない素彫りです。シンプルながらも重厚な印象のお墓に仕上がりました!

 

全体的にシンプルなお墓をご希望でしたが、少し豪華な雰囲気を出すため、石塔の表面は額縁のような「額出し」加工をし、角は大きく丸みを持たせた2重の面取り加工をしています。細やかな丸みの部分は手磨きで、しっかりと磨き上げています。

 

素彫りの彫刻部分です。素彫りは色が薄い石では彫刻部分が見えにくくなってしまいますが、今回のような色の濃い石とは相性がよい方法です。加えて当店では、色を入れないために表現できない、濃淡や筆の勢いなどを感じられるような彫刻をするよう意識しています。このように彫刻の深さに違いをつけたりと、細かい部分ですが、素彫りの場合は特にしっかりと彫刻するようにしています。

 

 

香立て部分です。お線香や蝋燭が雨風にさらされないよう、今回は笠と扉付きのものにしました。

 

これは半分扉を閉めた状態です。この扉部分の格子柄の細工は昔は難しいものでしたが、ウォータージェットという水を使って加工する新しい技法で、かなり精巧に滑らかなものができるようになりました。

 

花立て部分です。家紋を入れる場所を、扉にするのか花立てにするのかご家族で話し合われた結果、このように花立て部分に入れることになりました。こちらも素彫りですので、彫った部分が見えやすいようにしっかりと深さのある彫刻をしています。

 

納骨室です。袖石部分は、石塔部分の丸みを帯びた形に調和させるように、このようなかたちにしました。

 

納骨室の内部です。奥の石の板の上に、少なくとも8つのお骨壷を安置することができます。手前の部分は納骨室が明るくなるような白石を敷いています。納骨室の扉の後ろになる部分に少し段差をつけてあるのは、「水止め」といって、雨などが納骨室に入りにくいように配慮しています。

 

お墓作りを終えて・・・

 

お客様は、予算内でこれだけの立派なお墓を建てることができてよかった!と喜んでいただきました。濃い色の石を使いたいとおっしゃっていましたが、種類も価格も様々ある中からお客様のご予算に合わせた石をご提案し、素彫りはお客様のご希望でしたが、しっかりと文字が見えるように丁寧な彫刻で仕上げた点も喜んでいただけました^^

このお客様は最初にお問い合わせいただいてから2年ほど経っていて、その間お忙しい中何度も打ち合わせにお越しいただいたりもしました。このたび完成となり、私もうれしい限りです^^ これから、ご実家のある長崎のお墓についてもご相談いただけるということですので、できるかぎりお力になれるようお手伝いさせていただきたいと思っています。それ以外にも困ったことがありましたらいつでもご相談ください。