こんにちは! 福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、平尾石材店の寺田公平です^^ 朝倉市にて、機械の入れない墓地でお墓じまいをさせていただきましたので、ご紹介します!

 

お墓じまい前後の様子

 

ご相談いただいた経緯とお墓の状況

いつもお世話になっている福岡のお寺様からのご紹介で、お墓じまいのご相談をいただきました。お墓に入っていた仏様は何年か前に納骨堂へお引越しをされていて、空になったお墓が朝倉にあるんです、というご相談でした。お客様も福岡にお住まいで、お墓の写真を郵送してくださったので、お墓を確認するため、それを頼りに朝倉へ向かいました。

当店では、福岡市から車で1時間程度の朝倉や久留米などの地域にも、年に数回お墓の仕事で伺っています。福岡市内にお住まいの方からのご依頼で行くことも多いですし、朝倉方面にお住まいの方が石材店を探してご依頼くださることもあります。近年、朝倉や久留米方面の石材店さんが少なくなってきていることも関係しているのかもしれません。

 

 

お客様の情報を頼りに、墓地前に到着しました! 白い細い道を登った先に墓所が見えます。

 

墓地はそれほど広くありませんでしたので、お客様のお墓を探すのにはそれほど困りませんでしたが、中には印をしたような、お墓とお墓の間隔が狭いところもありました。実際の工事の際、運搬や搬出などの方法を決めるのに必要になるため、こういったところも確認をします。

 

お客様のお墓は、印の先、墓地の奥の方にあるようです。そこまでの道もやはり狭いですね。

 

印のあるのがお客様のお墓です。手前には大きなお墓もあり、直前の通路も狭いです。今回は、大きな機械をお墓の近くに入れて作業するのは難しそうです^^;

 

お墓の正面です。お客様に送っていただいたお写真と照合して、しっかり確認します。

 

お墓背面の、建立年月日や建立者の方のお名前などもきちんと確認します。地域によっては同じご苗字のお墓も多く、お墓の形も似たものが多いです。万が一間違ってはいけないので、ご苗字など以外の情報も必ず確認します。

 

一番下の芝台は、コンクリートで作られていました。基礎が地中に埋まっておらず、少しかさ上げした形になっていました。今回はご遺骨はすでに取り出してありますので中を確認していませんが、水鉢部分が納骨室の入り口のようです。

お墓じまいのお見積もりは、お墓の立地、大きさなどを元にお作りします。環境の整った霊園などにあるお墓に比べ、山の上など工事するのに大変な場所にあるお墓はどうしても費用がかかってきます。また、お墓に使用されている石やコンクリートのボリュームが多ければ、それだけ解体・搬出するものが多いため、やはり費用がかかります。今回のお客様のお墓も、お墓までの通路が狭く、機械を近くにつけて作業ができない場所にありましたので、標準の工事よりも費用がかかってしまいましたが、こうした理由しっかりご説明して、ご納得いただけました。

 

工事の様子

工事が始まっています。まずはお墓本体を取り外します。今回は機械を入れることができないため、ひとつひとつ手作業での解体です。大きなものは、ドリルで穴をあけたところに矢を入れて、ハンマーでたたいて小割りにしてから搬出します。印のある石のようにひとつ7,80kgくらいに小割りしたら、人力で搬出をします。手作業で割って人力で搬出するという作業を繰り返し、お墓じまいを進めていきました。

お墓じまい完了

お墓じまい完了です!
コンクリート部分が若干足元より下に入り込んでいたために、解体・搬出後は大きく穴が開いていましたので、周りと同じような真砂土を入れて仕上げました。

 

お墓じまいを終えて・・・

お写真をご郵送して、完了のご確認をいただきました。「無事に済んでよかったです」とメールもくださって、安心していただけたようでした。事前に送ってくださっていた資料には、お墓の場所の地図やお墓の写真などがきちんと丁寧に揃えられていて、お見積もりから確認作業等も滞りなくスムーズに進めることができました。ありがとうございました。

今回は、狭い通路で機械を入れることができない場所でのお墓じまい工事でした。こうした工事は、今回のように郊外の墓地だけでなく、お墓が密集した市街地の墓地や、階段を登った先にある難所の墓地などでも必要な場合があります。費用は標準よりも少しかかってしまいますが、当店では、お見積もりの段階できちんと工事内容をご説明して、しっかりご納得いただいてから進めることで、安心してお任せいただけるように努めています。また、様々な場所での工事の経験がありますので、「こんな場所でも工事してもらえるの?」と不安な方も、安心してぜひ一度ご相談いただければと思います^^