黒御影石の道がお墓へと続く、インド産SG2のコンパクトな洋型墓石が完成!福岡市立三日月山霊園

福岡県一円で墓石のお仕事をしております、平尾石材店の寺田公平です。福岡市三日月山霊園に、お墓へと続く黒御影石の道が印象的な、インド産SG2のコンパクトな洋型墓石が完成しましたので、ご紹介いたします!

完成したお墓はこちらです

福岡市三日月山霊園 建立 6㎡ インド産SG2・中国産AG98

ご相談いただいた経緯、お墓についてのご要望・ご提案

当店のホームページをご覧になったお客様からお問合せをいただき、お墓の建立をご希望ということでご来店いただきました。福岡市立三日月山霊園の返還墓地の募集に応募されて、墓地はすでに取得されていました。明確にご予算をお伝えいただいたので、それを叶えるような設計や石のご提案を差し上げて、お墓作りが進みました。

 

ご提案した図面です。何度かやり取りをして、こちらの図面で決めていただきました。当初はっきりとしたご希望はありませんでしたが、ざっくりと洋風で、地上に納骨室があるタイプをご希望でした。初めは棹石の前面以外は費用を抑えた白御影石でご提案していましたが、せっかくなのでお墓手前のところにも黒御影石を使いたいとご希望になり、このようなデザインにしました。

 

お墓本体です。納骨室手前の蓋石を取り外して納骨するタイプの蓋式のお墓をご提案しました。観音扉式も候補に挙がりましたが、石の使用量が比較的増えることもあり、こちらをご提案しました。

 

後方です。6㎡の広さに対して敷地いっぱいにお墓を建てるのではなく、コンパクトなお墓にすることで、石の使用量を少なくして費用面も抑えることができます。後方にも十分ゆとりがあるので、回り込んでお掃除することもできます。こちらでご納得いただいて正式にご依頼をいただき、工事に取り掛かりました。

 

完成したお墓のご紹介

完成したお墓です!

入口から続く、黒御影石の参道がとても印象的です。黒御影石はインド産のSG2、そのほかは中国産のAG98という白御影石を使用しました。

 

正面の「平照」は、お客様がお考えになった言葉です。気に入っていただいた行書体で彫刻しました。棹石の頭は大きくアール加工を加え、香炉の屋根も統一感を持たせました。黒と白のコントラストが活きているデザインです。

 

棹石は側面から見るとこのようになっています。棹石は、しっかりと厚みのある白御影石の前面にくぼみ加工をして、プレート状の黒御影石をはめこんでいます。黒御影石の使用を抑えて重厚感もある造りになっていますが、文字彫刻の深さをきちんと確保することも考慮して、プレート部分を薄くしすぎず、十分な厚みを持たせています。

 

洋風のお墓にふさわしい、全体に丸みのある香炉です。花立は前面に家紋を彫刻しました。ここはすべて黒御影石で作成しました。

 

納骨室の前壁です。こちらはシンプルな構造で、黒御影石の左右の柱の間に蓋石を立て掛ける形になっています。重心が奥に向かうような構造に工夫されているので、倒れてくることはありません。また、見た目にはコンパクトな造りですが、今回のお墓で12個くらいのお骨壺を納めることができますので、将来的にも安心です。

 

納骨室の天板の下にはくぼみのある淀加工をしています。陰影ができて、立体的なデザインになっています。また、両側面と後方の三か所に空気口を設けています。湿気が溜まりがちな納骨室内の空気が循環し、ご遺骨も乾燥してきれいな状態を保つことができます。

 

正面から見たところです。お客様のご希望で、お墓の入り口からお墓まで黒御影石がまっすぐに伸び、一本でつながるようなデザインにしました。黒御影石の幅を統一したことで、より一体感がありますね! 今回は、ご希望であえてすべり止め加工をせずに仕上げました。

 

石貼り部分です。お墓の外に向かって水が流れるように、わずかな傾斜を付けています。小さな石を貼り合わせるのではなく大判の石を使用したことで、目地の継ぎ目がなくとても美しい仕上がりです。

 

棹石の背面は、一般的には建立者の方のお名前を彫ることが多いですが、今回はなるべく石の使用量を抑えるということから、広い背面を墓誌として、右側面に建立者の方のお名前・建立年月を彫刻しました。

 

お墓作りを終えて・・・

お引き渡しも無事に完了しました。お客様にはとても喜んでいただくことができ、特にお母様には黒御影石の美しさ、黒と白の2色を組み合わせた雰囲気をとても気に入っていただけました^^ ご家族様からも色々なご意見をいただきながら調整を重ねて、このような立派なお墓を建てさせていただきまして、ありがとうございました。ご納骨式を今月末に控えていますので、またお会いできるのを楽しみにしております!

今回は、三日月山霊園6㎡の墓地でのお墓作りをご紹介しました。福岡市立霊園でのお墓作りを含め、今回のお客様のように、敷地に対していっぱいにお墓を建てるのではなく、コンパクトに作りたいとご希望をいただくケースも増えています。コンパクトなお墓は、石の使用量をできるだけ少なくすることで費用面を抑えることかでき、お掃除や管理も楽です。「コンパクトなお墓だと納骨室がなるのでは?…?」と心配される方もおられますが、今回のお墓でも10個以上のお骨壺を納めることができますので、ご家族の状況にもよりますが、将来的にも十分な納骨数を確保することも可能です。弊社では、ご希望やご予算、納骨数など、様々なご事情をできる限り叶えられるよう工夫しておりますので、まずは率直にご希望をおっしゃっていただければ幸いです。