宗像ルンビニー墓苑に、ふんだんにアール加工を施したボリュームのある縦型洋風墓石が完成。中国G623白御影石にて

こんにちは^^ 福岡のお墓専門の平尾石材店の寺田公平と申します。ちょうど数か月ほど前に、大変お世話になっていた、有限会社香椎石材様がお仕事を辞められたので、こちらの宗像ルンビニー墓苑のお仕事をさせていただくことなりました。

わたしも20代の頃は、香椎石材さんの工事などを含め、お仕事をたくさんさせていただいてきました。そのご恩もございますので、しっかりとお客様のフォローをしてまいりたいと思います。

宗像市の宗像ルンビニー墓苑に、中国G623白御影石の縦型洋風墓石が完成しましたので、ご紹介させていただきます!

【完成したお墓のお写真】

ご相談いただいた経緯とご要望

今回のお客様は、ご親類の方がルンビニー墓苑にお墓をお持ちで、「将来お墓を建てるなら、同じ墓所に建てよう」とお話されていたそうです。このたび墓地も取得なさって、お墓を建てることになりました。生前でのお墓の建立ということでした。

ご要望としてはまず、洋風のお墓がよいとのことで、お墓の大きさ・ボリュームについては、周りのお墓とのバランスをご覧になって決められました。お墓の石の色については、当初ご主人様と奥様とでご意見が分かれていて、濃い落ち着いた色合いをご希望の奥様と、色合いについてはあまりこだわらず費用面を重視されるご主人様とで、じっくりと話し合われて、最終的にはこの白御影石を選ばれました。

 

 

完成したお墓の詳細

 

こちらは背面です。洋式のお墓というと通常は横に長いような形になりますが、こちらのお墓は高さもあり、後ろから見ても重厚な印象です。

 

墓石部分です。今回はお客様のご希望で、高さとボリュームを出すために、3段のお墓にしました。

 

仏石の頭の部分です。角の部分は3重に丸みを持たせる加工をしています。今回は、墓地の広さも4.5㎡あり、ボリュームのある重厚なお墓で、石塔も大きなものをお作りしましたが、こうした細かい加工でより豪華な印象に仕上げることができます。

 

こちらは、上台の部分です。和風の伝統的なお墓にもよく使われる「亀腹加工」です。通常よりもアールの部分を強めにして高さを出して、洋風にアレンジした仕上げにしました。

 

お線香・蝋燭立てです。今回一番特徴的な部分で、大きめの扉式のものです。通常は線香立ての上部に水鉢を作ることが多いですが、今回はこの扉の中に、蝋燭やお線香、お水を差し上げるお湯飲みをお供えすることができる広さがあります。

扉の手前に見えている小さな石は、風などで扉が開かないようにするためのものです。

 

お墓の入り口の門柱部分です。石塔にふんだんにアール加工をして丸みを持たせているので、他の部分にも同じようなアール加工を施すことで、全体的な調和を意識しています。

 

こちらは、お参りする石貼の部分からお墓の外柵の部分を見たところです。入り口から奥に向かっていくほど少しだけ(1、2パーセント)高くなるように勾配を付けています。細かいところですが、雨水などが溜まらずに手前に流れていくようにするための工夫です。

 

墓誌です。上部に2つのアール加工を施して、全体的なバランスを取っています。

 

お墓作りを終えて・・・

広めの墓地に、豪華で重厚なお墓が出来上がりました! お二人で考えられて最終的に選ばれた白御影石で、しっかりとボリュームがありながらも明るく華やかな印象に仕上がっていますね^^

お客様は今回お話いただく以前から、ご親類のお墓にお参りされていてこの墓苑を気に入られて、このたび同じルンビニー墓苑さんに墓地を購入されました。実際に何度もお参りをしている方に気に入ってもらえたということは、ルンビニー墓苑さんにとってもうれしいことなのではないかな?と思います^^

完成したお墓は、今後お客様のお時間のあるときにお墓を見ていただく予定です。今回は生前のお墓ということでご法要などは決まっていませんので、色々と吟味されてじっくりと時間をかけることができました。私どもも、お客様の思いにお応えしようと色々と工夫をめぐらせて、細かいことも丁寧に心がけてお仕事をさせていただきました!

機会がありましたら、お墓をご覧になったご感想をお聞かせいただけるとうれしいです! なにかお困りのことなどございましたら、いつでもご相談ください^^